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コルベット・レーシング、終盤の大逆転劇でル・マン24時間レース優勝 - GMAP
2006/06/23

2006年ル・マン24時間耐久レース(ル・マン/フランス)-
世界で最も優れたスポーツカーによって争われるル・マン24時間レース。GT1クラスで、コルベット・レーシングが優勝(総合4位)、過去6年間で5度の優勝という快挙を成し遂げた。6月18日のレース最終日、コルベットとアストン・マーチンが一騎打ちとなり、昼夜にわたって激しい熱戦が繰り広げられた。


優勝したコルベットC6-R 64号車のハンドルを握ったオリバー・ギャビン/オリビエ・ベレッタ/ヤン・マグヌッセン組は総合4位となった。彼らにとって、ル・マンシリーズは3連覇。耐久レースとしては、昨年のル・マン24時間レース、プチ・ル・マン、そしてセブリング12時間レースに続く4勝目を果たした。

また、コルベット・レーシングは、今回の優勝でル・マン24時間レースでの連勝記録を7に伸ばし、コルベットは、近年のル・マン、GTカーレースの歴史の中でも最も勝利を収めたマニュファクチャラーとなった。
今年のル・マン24時間耐久レースは、デッドヒートを繰り広げた昨年のドラマを再現したような激しい展開となった。まず、コルベットC6-R 63号車とアストン・マーチンDBR9の009号車が、スタートから数時間にわたって1周差にも満たない激しい攻防を繰り広げた。途中、セーフティカーが導入されたことによりペースダウンを余儀なくされてしまったが、その後、ギャビン/ベレッタ/マグヌッセン組はトップへの猛追撃を開始し、各ドライバーを通じてアストン・マーチンとのリードを徐々に詰めていった。


20時間以上もそんな緊迫したレースが展開されたが、接戦に転機が訪れたのは、スタートから22時間後。アストン・マーチンにトラブルが発生し、ピットイン。午後2時9分、ヤン・マグヌッセンがトップに立ち、首位をキープ。そこから1度のリードも許さずフィニッシュした。優勝したコルベットの周回数は355周、マシントラブル以外でのピットストップ回数は25回、2位と5周差をつけての勝利だった。

レース終盤、クルーチーフのレイ・ゴングラはマグヌッセンに対し、「1周分のリードがあり、アストンはピットに入っている。後続との差も5周ある。俺の言ってることがわかるか? 聞こえるか?」と無線で問いかけた。それに対し、マグヌッセンは、「大丈夫、聞こえているよ。ただ、聞こえるけど、信じられない!」と答えたという。それほど緊迫したレースだったのだ。

また、コルベットC5-Rのリュック・アルファン/パトリック・ゲスラール/ジェローム・ポリカン組は、346周で3位に。ロン・フェローズ/ジョニー・オコネル/マックス・パピス組のコルベットC6-R、63号車は、午後1時20分にトランスミッションから煙が立ち上り、ピットイン。両マシンのクルーは、オーバーヒートしたギヤボックスを取り外して修理し、再び搭載するという大がかりな作業を行った。そして1時間9分後、メカニックたちの努力によって、ジョニー・オコネルが熱戦の場に再び戻ったが、結果的に7位でフィニッシュした。


チームマネージャーのゲイリー・プラットは、このトラブルについて、次のように説明する。「ルールではトランスミッション全体の交換は認められていない。だが、修理して付け直すことはできる。セブリングのレースでも、ギヤボックスにトラブルが発生したが、ここでも起きるとは予想外だった。ひとつの問題が別の問題を生み出した結果だったのかもしれない。だが、彼らが取った行動は、信じられないほど素晴らしいものだった。結局、チームワークがすべてということ。どちらのチームが勝っても、チーム全体の勝利と言えるだろう」。

コルベット・レーシングのプログラムマネージャー、ダグ・フィーハンは、「2人の偉大な戦士が繰り広げる、壮大なバトルだった。アストン・マーチン・プロドライブチームのように、レーシングスピリットを我々に与えてくれる強敵には出会ったことがない。勝利がひとつのチームにしかもたらされないというのも悲しいことだ。とにかく素晴らしいレースだった」と語った。


2006年 ル・マン24時間耐久レース GT1クラス結果
順位/号車/ドライバー/車名/周回数

1. (64) ギャビン/ベレッタ/マグヌッセン−コルベットC6-R/355周
2. (007) エンゲ/ターナー/ピッッチーニ−アストン・マーチンDBR9/350周
3. (72) ポリカン/ゲスラール/アルファン−コルベットC5-R/346周
4. (62) ピケJr./ガルシア/ブラバム−アストン・マーチンDBR9/343周
5. (009) サラザン/ラミー/オルテリ−アストン・マーチンDBR9/342周
6. (66) モーレム/ボルチェラー/フィッティパルディ−サリーンS7R/337周
7. (63) フェローズ/オコネル/パピス−コルベットC6-R/327周

以上、ニュースより


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