港北NTオート - レンジローバースポーツって何者？

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■まとめ
今回の試乗で、ボクはすごいことに気がついた。レンジローバースポーツは、これまでのレンジローバーの正常進化版なのだと。サイズ、ピラー表現、センターコンソールの傾き。レンジローバーの正常進化版であると仮定すると、ずいぶんと納得のいく話になる。そして、今売られているレンジローバーは、レンジローバー「ファンタム」であるとすると、すべてが丸く収まったのである。レンジローバースポーツはそういうクルマだった。クラスが上がりすぎた、BMWの提案した「砂漠のロウルズロイス」に対するランドローバー社としての自律補正的なロジックを見たのである。

BMW X5からディスカバリー3にお乗換えのお客さんの話も伺った。クルマに求めるものを少々ファミリー寄りにシフトしての選択だったが、買い換えて特に不満はないらしい。BMWからの乗り換えであるところから、走りに不満がないということは織り込んでいいだろう。見ればディスカバリーのブレーキコンポーネンツだけでもレンジローバースポーツと共通（HSE同士の比較）。ディスカバリーのホイールベースを短くし、重心を下げたのがレンジローバースポーツなわけだが、ディスカバリーの走りもかなり期待できそうだ。試乗できる機会があれば報告しようと思う。

さてこのクルマ、港北エリアではランドローバー港北ニュータウン店で購入できる。アクセスが不便極まりないが、ディーラー周辺まで来たと思ったら左のレーンをゆっくり走ってかまわない。3車線もあるのだから。これは間違えて他のクルマ屋に入ってしまわないことへの忠告。もしも迷っている間に通り過ぎた場合は、左折して駐車し、まずディーラーに行って、クルマを回してもらってください。話をつけておきました（笑）。

正直ボクは、レンジローバースポーツというクルマは適当にステーションワゴンのボディをハイリフトしてジャガーのエンジンを載っけたやっつけ企画だと思っていた。そんな志の低いクルマなんかではない事がわかった。四角いボディの見た目の剛性感に慣れると、他のまんまるいSUVがオモチャに見える。有事にも応える性能。それがこのクルマであることをいろんな角度から観察してわかった。

もし買うのなら、駐車場の輪留めを乗り越えてしまう可能性にだけ注意してくださいね（ﾟー^）b

※ご注意：現在のランドローバー社はフォードのグループ企業です。

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