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レンジローバースポーツって何者?
ジャンル的にどう捉えればよいのか - 理解への挑戦2006/02/12


レンジストーマー(クリックで拡大)


はじめに
レンジローバースポーツを語る上で切り離せないのが「レンジストーマー」の存在だ。2004年のデトロイトモーターショーで公開されたレンジストーマーは、きわめてコンセプチュアルなクルマだった。見た目がハレに過ぎ、パワートレインの説明も具体的なところが不明で、結局「あーそうなんだ。」位にしか捉えられなかった。

デトロイトショーに臨むレンジストーマー(クリックで拡大)ランドローバー的には、今まで育ててきた高級SUVカテゴリーにハイパワーのお題目を掲げて飛び込んできた(と思っていると思う)X5やカイエン、トゥアレグ、そして今後登場するハイパワー高級SUVたちに対して放つカウンターパンチだったことは、皆さんにも同意いただけるものと思う。あの姿を見て大迫力のオールテレインカーとしてイメージできた人はほとんどいないはずだ。残念ながらランドローバーの持つ硬派なイメージのせいで、逆にナンパグルマにさえ見せてしまったかもしれない。

疾走するレンジローバースポーツ(クリックで拡大)さて、レンジローバースポーツ。ふたを開けてみると、意外にストーマーの主たる装備に一致する。スーパーチャージドV8エンジン。テレインレスポンス。この2つの要素で深いわだちにハイスピードで立ち向かえるというコンセプトはそのまま。電子制御エアサスペンションによる前後ダブルウィッシュボーンの四輪独立懸架装置の装備が明らかになり、走りのイメージもつかめるようになった。

しかしレンジストーマーで生まれた違和感は、レンジローバースポーツにも引き継がれている。レンジローバーではない。しかし名前には「レンジローバー」がある。ではレンジローバーのパーツと共用しているところはあるかといえば、むしろレンジローバースポーツやランドローバーディスカバリーの登場によって、レンジローバーのコンポーネントが変更されている。うーん。このクルマはボクの頭の中で、どのあたりにマッピングすればいいのだろうか?・・・。今まで生きてきた中でも、割と難易度の高い問題であるような気がしてきた。

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