−最先端のパワートレイン技術を活かし、交通の流れ全体を考えたFunで安全なエコドライブを提唱−

フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社（略称：VGJ　代表取締役社長：梅野　勉　本社：愛知県豊橋市）は、日本のフォルクスワーゲン ユーザーを主な対象としたエコドライブ トレーニング 「フォルクスワーゲン ドライビング エクスペリエンス−Eco Drive Training」を導入し、来年から本格稼動させます。本トレーニングは、フォルクスワーゲン本社がドイツ国内を中心に幅広いお客様を対象として行なっている実践的なプログラムを基本にしています。今回の導入に際しては、内閣府認証NPO法人「mobility21」と共同で、日本独特の道路・交通事情を考慮に入れた独自の運転トレーニング プログラムを開発するとともに、日頃から心掛けたいエコドライブの心得「エコドライブ10のポイント」を策定しました。

「フォルクスワーゲン ドライビング エクスペリエンス」によるエコドライブ トレーニングは、ドイツ国内のフォルクスワーゲン車のフリート保有ユーザーに2001年に開始し、2002年からは、ドイツで40万人の会員を持つドイツ最大の環境NGO「NABU」と共同で、一般ユーザーも対象に実施しています。今回の日本向けプログラム導入にあたっては、ドイツで実績のあるModern Drive Technology社のエコドライブ計測機器「Modern Drive Eco」を採用しました。瞬間燃費やCO2排出量、エンジン回転数、シフト回数などを時系列的に記録する優れたソフトウェアを持つこの機器の採用により、個人のドライビングをわかりやすく科学的に評価分析できます。フォルクスワーゲンがドイツ国外で、エコドライブ トレーニングを導入するのは日本が初となります。

トレーニング用試乗車には、高性能でかつ経済性、環境性能に優れる1.4リッターの「TSI」エンジンを搭載したゴルフシリーズを採用。「直噴＋過給機」の技術がもたらすTSIの豊かな低速トルクを生かして、エンジン回転数を低く抑え、高めのギアでの走行を実践します。また、一人よがりなスローなエコドライブに陥ることなく、交通のスムースな流れを重視することで、交通全体でCO2を削減する大切さを強調しています。

今回のエコドライブ トレーニングの発表にあたり、VGJ代表取締役社長の梅野勉は、「最近の石油価格の高騰は、ガソリンやその他消費財の価格に跳ね返っており、今回のエコドライブ トレーニングが、ドライバーにとってガソリン代の節約になるだけでなく、地球温暖化の原因と言われる温室効果ガスの排出抑制に貢献する運動の一助になることを願っている」と語っています。また本トレーニングのチーフインストラクターであるモータージャーナリストの清水和夫氏は、「ドライバーは、クルマ側の燃費向上を求めるだけでなく、自分自身の運転を変えることによって10〜20％燃費を向上できることをこのトレーニングを通じて学んで欲しい。またエコドライブを通じて、より深くクルマを理解し、日常のドライブにおいてクルマと対話することで、楽しく安全な運転に繋がる」と語っています。

VGJでは、12月8日、9日両日、品川インターシティにおいて第一回のエコドライブ トレーニングを実施し、来年以降、全国各地で実施していく方針です。また、お客様に「Eco-Safety ハンドブック」を配布するほか、販売店で新規購入者を対象に行っている「オーナーズクリニック」においても、「エコドライブ10のポイント」を展開していく予定です。

また、今回のエコドライブ トレーニングの発表に合わせて、ホームページ内に「サステイナブル モビリティ」に関するコンテンツ（http://www.volkswagen.co.jp/sustainability/）を掲載しました。ここでは、「エコドライブ10のポイント」の解説をはじめ、環境に関するフォルクスワーゲンの様々な取り組みを紹介しています。また、モバイルサイト上にも、新しく「Volkswagen Eco Drive」コンテンツ（http://www.volkswagen.co.jp/m/eco/）をオープン。「e燃費」を運営する株式会社IRIコマース＆テクノロジーの協力で、ドライバー自身が実測燃費を入力し、他のドライバーと比較しながら、エコドライブの成果を給油ごとに検証できる「Eco Driveマネジャー」プログラムをお楽しみいただけます。

欧州最大の自動車メーカー フォルクスワーゲンは、将来に向けた持続可能なモビリティ社会の実現に向けてさまざまな研究・開発を行っています。フォルクスワーゲンでは「TSI」エンジンに代表される高性能で環境に優しいパワートレインの本格導入と共に、このようなエコドライブ トレーニングを実施することで、日本での環境負荷の低減とクルマとの楽しい係わり方を積極的に提案、推奨してまいります。

※TSIはフォルクスワーゲン グループの登録商標です。

以上、プレスインフォーメーションより

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