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GMAPジャパン、2008年モデル「シボレー・コルベット/コルベットZ06」を発表
2007/10/24

ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパン株式会社(所在地 東京都品川区、代表取締役リック・ブラウン、以下GMAPジャパン)は本日、走行パフォーマンスの向上および装備を充実した2008年モデルのシボレー・コルベットおよびコルベットZ06を発表した。来春より、全国のコルベット正規販売店を通じて、一斉に発売を開始する。(コルベット・コンバーチブルは2008年1月より)

シボレー・コルベットは、もっともエキサイティングなスポーツモデルのひとつとして、またアメリカン・スポーツの代名詞として、世界中から高い支持を集めている。
2008年モデルでは、従来モデルよりもパワフルになった新開発V8エンジンを搭載したことを中心に、真のアメリカン・スポーツカーとしての上質なドライビング性能を獲得したことがトピックスである。また、走行パフォーマンスだけではなく、内外装にも多くの変更が加えられ、コルベットの持つ高級感やクラフトマンシップを一層感じさせる作りとなっている。
また、2008年モデルにおいても、コルベットのパフォーマンスをより高めたZ06モデルを継続導入する。511psを誇るコルベットZ06はアメリカを代表するスーパーカーであり、レースの血脈を受け継ぐ高性能の走りや日常走行での使い勝手、コストパフォーマンスにおけるバランスの良さから、世界中のエンスージアストやジャーナリスト、レーシングドライバーたちを魅了してきたモデルである。

■2008年モデル「シボレー・コルベット/コルベットZ06」のおもな特徴
●ハイパフォーマンス
2008年モデルには、クーペ/コンバーチブルともに新開発の6.2リッターLS3スモール・ブロックV8エンジンが搭載される。最大出力436ps(321kW)、最大トルク58.6kgm(586Nm)を発揮するコルベットは、標準仕様でも最高時速190マイル(約304km/h)を実現する真のスーパーカーとなった。6速パドルシフト付きオートマチック仕様LS3は、0-60mph加速が4.3秒と、コルベットが過去に送り出してきたオートマチックエンジン車の中でも史上最速を誇る。

また、2008年モデルは6速マニュアル・トランスミッション、およびパドルシフト付き6速オートマチック・トランスミッションともにシフト性能を向上させている。マニュアル・トランスミッションは、ギヤレイアウトも改善され、よりポジティブかつダイレクトな操作感が味わえるものとなった。パドルシフト付き6速オートマチック・トランスミッションについても、クーペ、コンバーチブルともに新設計のハードウェアおよびコントローラー・キャリブレーションを採用、シフトチェンジのレスポンスを向上させている。

●Z06
コルベット史上、最も速く、最もパワフルで、最も技術的に進化した生産モデルであるコルベットZ06は、卓越したハイパフォーマンスと最先端テクノロジーが盛り込まれている。
Z06の空力特性は、高速安定性とコーナリング能力が最優先されるコルベット・レーシング・プログラムでのノウハウから形作られたものである。
レース指向の機能性とともに、Z06は日常使用に耐えうる高性能車として設計され、快適性と利便性については極めて高い基準を満たしていることも特徴である。HIDヘッドランプ、フォグランプ、レザーシート、デュアル・コントロールエアコン、クリーンエアフィルター、およびレースモードとGメーターを備えたヘッドアップ・ディスプレイ(HUD)などの標準装備が、その代表的なアイテムである。

Z06のLS7型7.0リッターエンジンは、511ps(376kW)を発生。時速0-60mph加速3.7秒、0-1/4マイル加速を11.7秒、最高速198mph(317km/h)を発揮する。ちなみに、ドイツ・ニュルブルクリンクのオールドコースでは、7分43秒という驚異的なラップタイムを記録した。 エンジン内部は、LS7のコンポーネントに、チタニウム製コンロッドおよびインテークバルブを始め、レースフィールドからフィードバックされた軽量化技術が活かされている。燃料カットオフ回転数は7,100rpmである。LS7の詳細は以下の通り。

ドライサンプオイル潤滑システム
圧入シリンダーライナーにより104.7mmのビッグ・ボアサイズを実現した、他に類を見ない一体成型シリンダーブロック
鍛造メイン・ベアリングキャップ
鍛造クランクシャフト
ストローク101.6mmのチタニウム製コンロッド
フラットトップのアルミ鋳造ピストン
圧縮比11.0:1
ハイリフト・カム
CNCポート加工アルミ製シリンダーヘッド、チタニウム製インテークバルブおよびナトリウム封入エキゾーストバルブ
低抵抗吸気システム
ユニークな「クアッド・フロー」排気集合部フランジとハイドロフォーミング成型のエキゾーストマニホールド

LS7に搭載されるテクノロジーのなかで、レースフィールドでのノウハウがフィードバックされている最も明確な例が、チタニウム製コンロッドである。部品単体重量わずか464グラムと軽量であることから、高回転時の性能が向上するとともに、回転数の上限が高められている。また、チタニウムはコンロッド自体の耐久性も飛躍的に高めている。

コルベットZ06のパワートレインおよびドライブトレイン・システムは、LS7の高性能にマッチしたものである。排気は、軽量の4 into 1マニホールドから、エンジンに接近して取り付けられた触媒コンバーターを介して、デュアルモード・マフラーへと導かれる。このマフラーはバキューム駆動の排気バルブを備え、低負荷時の排気音を抑制しつつ、最大出力時にはバルブが開いて排圧を下げる。
6速マニュアル・トランスミッションは、LS7の増大したトルクを受け止めるために強化されている。トランスミッションには、冷却のためトランスミッション・フルードをフロントのラジエーターまで送るポンプが備えられている。この6速ミッションは、大型化されたリングギヤとピニオンギヤを備えるリミテッド・スリップデフに結合され、タフなユニバーサルジョイントを備える頑丈なハーフシャフトが、リアホイールへと動力を伝達する。

Z06のボディは、高いボディ剛性と軽量化を両立するアルミボディや、ハイドロフォーミングによって一体成型されたペリメーターフレームを採用している。また、カーボンファイバーを使用した先進複合構造材がアルミボディに接合されている。フロントのホイールハウスはカーボン複合材製であり、乗員室フロアのコンポーネントは、超軽量の芯材をカーボンファイバーで包み込んだものとなっている。
さらに、Z06はエンジンおよびフロント・サスペンション部材の取り付け部にマグネシウム材を使用している。マグネシウムはアルミニウムより軽量であるにもかかわらず、強度的には大きく勝る。このマグネシウム製クレードルは、カーボンファイバー製のフロントフェンダーやホイールハウスと同様、前後重量配分の均一化にも貢献。また、バッテリーもエンジンルーム内から、トランクルーム内へと移されている。

Z06は、他のコルベットと同じく105.7インチ(2,686mm)のホイールベース、不等長アームのダブルウィッシュボーン・サスペンションおよび横置きコンポジットリーフスプリングを備えている。しかし、ホイール、タイヤ、ブレーキ、リアサスペンション・スプリングおよびスタビライザーは独自のものに変更されている。
タイヤとホイールの組み合わせは、フロント=18×9.5インチの鋳造アルミホイール+275/35ZR18タイヤ、リア=19×12インチの鋳造アルミホイール+325/30ZR19タイヤ。これらのタイヤは、グッドイヤー社の提供する最新技術「エクステンデッド・モビリティ」を採用しており、優れた乗り心地と、横Gが1Gを超えるハードなコーナリング時でもグリップを保つ高性能を両立している。エクステンデッド・モビリティタイヤは、スペアタイヤやジャッキあるいはパンク修理剤の必要がないため、その重量分を軽減するとともに、走行中のパンクによって突如ハンドリング性能が損なわれる危険性も排除している。
Z06のパフォーマンスを支えるアイテムとして、高性能の4輪ディスクブレーキ・システムがあげられる。このブレーキシステムは、フロントの14インチ(355mm)ベンチレーテッド・クロスドリル・ローターと、リアの13.4インチ(340mm)ベンチレーテッド・クロスドリル・ローターから構成されている。
フロントローターは赤くペイントされた6ポット・キャリパーと組み合わされるが、このキャリパーは6つのピストンごとに独立したブレーキパッドを備えている。これは2枚の長いパッドを使用した場合に比べて、パッドの減り方が均一になるというメリットがある。リアブレーキも同様に、4本の独立したパッドを使用する4ポット・キャリパーが装備される。さらに、デルファイの4チャンネルABSが使用されるが、これには極めて高性能なアクティブハンドリングシステムとしてコンペティティブ・ドライビング・モードも備えている。

以上、Newsより


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