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E39TRのブレーキちょいチューニング
強力なBMWのブレーキもツーリングではフェードする。その解決。2005/12/18


取り付け

三興自動車商会(クリックで拡大)三興自動車商会は横浜線中山駅周辺に立地。三保交差点から旧道に入ると北側にある。当日はベンツの220Sという古いクルマ、そして最新フォントの500SLバッジがついた6気筒のSLが入庫していた。ご主人は気さくな方で、一見さんを睨み付けるようなタイプではない。BNR32のチューンショップにいたこともあるらしい。ユーザー車検をメインに、どんな整備でもするそうだ。

取り付けパーツ(クリックで拡大)今回取り付けるパーツたち。ブレーキ取り付けに必要なパーツはそろっている。どんな工場やガソリンスタンドに出す場合でも、欠品がないことは最低限守るべきルールだ。パーツを合わせていって部品が足りないのはトラブルの元。無知は犯罪ですよ。
説明すると、一番大きいダンボール箱がローター、青い箱はブレーキパッド、ケーブル状のものがセンサーだ。

磨耗したブレーキ(クリックで拡大)パンタグラフジャッキではなく、油圧リフトに乗せられる。この時点で作業をしてもらう側としてのドキドキはほとんど消える(笑)。記事にする側としてこういう表現はどうかと思われるかもしれないが、オーナーとしてのこの思いは事実であるw。左前輪をはずすとブレーキが現れる。パッドはほとんどない。前回のディーラーの整備でブレーキオイルを追加していることを思い出し、そのことを伝える。

ブレーキオイルの出し入れはここから(クリックで拡大)ブレーキオイルが抜かれる。この画像は、DIYで実施する予定のオーナーにも役立つのではないだろうか。エアコンフィルターボックスを外すと現れる。ぶっちゃけ、液面の高さに気づかず作業を進め、ブレーキオイルがあふれたときどうするのか尋ねると、水をかけると解決すると言う答えが返ってきた。吸湿性の高いブレーキオイルは、水と結合して白く乳化し流れ落ちるそうだ。これ、自分でもブレーキ交換を何度かしたことがあるが、知らなかったことだ。無知は犯罪ですよ(笑)。

外したブレーキパッド(クリックで拡大)これが外された左前輪のブレーキパッド。センサーのついているものをチョイスして撮影した。もうほとんど機能を失いかけているのがわかると思う。インジケーターが点灯したら、即交換すべきだ。センサーは被膜されてオープンになっている二本のワイヤーが、パッドの減りとともにローターに近づき被膜が削られ、ワイヤーがローターに接触した際に回路がクローズになって警告を出す仕組みだ。原理的には交換しなくてもよさそうにも思えるが、冬の塩化カルシウム剤が散布された路上での誤動作を防ぐためにも、被膜された新品に交換したほうが安心だろう。

交換終了(クリックで拡大)交換が終わるとこうなる。ここでもDIYで実施しようと考えるオーナーのために一言。ローターはさび止めにオイルが塗布されているので、KUREブレークリーンなどでスプレー洗浄する必要がある。しなくてもどうにかなるのかもしれないが。ロータースリットはこの方向が正しいそうだ。これは工場ご主人の経験則、そしてローターを購入した東京パーツコミュニケーションの解説メールからもそう指摘されていた。これだとパッドの削りカスが中央に集まりそうだが、これでいいらしい。コトは知ってる人に従おう。

タイヤ装着(クリックで拡大)そしてタイヤがつくとこうなる。カッコイイのだろうか?もちろん見栄えで選んだパーツではないのだが、いくら機能部品でも、カッコ悪くなるのは御免である。余談ではあるが、今年は寒くなると見て購入したX-ICE。これもヤフオクで買ったものだ。市販価格の6〜7割で購入できる。ただし、オークションは部品まで取り付けてくれる例があまりない。そこでここのような工場が必要になる。実績としてそういう部品の装着依頼が多いらしい。100%ウェルカムな三興自動車商会だが、欠品がないよう手配した部品の持ち込みは、人としてのマナーであり、最低限のルールだ。

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