日産自動車株式会社（本社：東京都中央区銀座　社長：カルロス ゴーン）は9日、自動車デザイナーを目指す学生に対し、同社のデザインプロセスに則した本格的なトレーニングを行う「日産デザインオフサイトインターンシップ」に新たにカラーデザイン課程を開設すると発表した。

「日産デザインオフサイトインターンシップ」は2006年6月にプロダクトデザイン課程が開設され、これまでのべ100名の学生がプログラムに参加している。今回、より多くの学生に自動車デザインを学ぶ機会を提供すべく、カラーデザインの分野でも新規にプログラムを立ち上げることとした。参加者はプロダクトデザイン課程と同様、日産のデザインスタジオと同等レベルの環境のもと、現役デザイナーによる指導を含む実践的なトレーニングプログラムにより、集中的にカラーデザインを学ぶことができる。

日産では本プログラム以外にも、産学協同プロジェクトや自社のデザインスタジオでのインターンシッププログラム、同社現役デザイナーの大学・デザイン学校への講師派遣などデザイン分野における様々な活動を行ってきた。さらに今年9月からは、小学生を対象にしたキャリア教育「日産デザイン わくわくスタジオ」を開催するなど、教育分野での社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。今後もこうしたプログラムを通して、子供や学生にものづくりの楽しさ・すばらしさを伝えていきたいと考えている。

プログラムの概要は以下の通り。

• 期間：2008年10月19日（日）〜31日（金）　＊月曜・火曜は休講
• 場所：中目黒ITビル １F （東京都目黒区）
• 参加対象：大学3年生、大学院1年生、専門学校生（4年制の3年生 / 3年制の2年生 / 2年制の1年生）
• 受け入れ人数：10名前後
• カリキュラム：コンセプト立案〜イメージコラージュ作成〜エクステリアカラー立案、インテリアコーディネート案まで

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