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合成燃料を既存ディーゼル車両にそのまま利用する実証試験開始 - 日野
2007/12/04

トヨタ自動車(株)(本社:愛知県豊田市。以下、トヨタ)、昭和シェル石油(株)(本社:東京都港区。以下、昭和シェル)、日野自動車(株)(本社:東京都日野市。以下、日野)、Shell International Petroleum Co. (本社:London SE1 7NA, U.K. )、豊田通商(株)(本社:愛知県名古屋市)は、FTD(Fischer-Tropsch Diesel)燃料を使用する公道走行試験を本日より開始した。この試験は、国土交通省からの委託事業で、独立行政法人交通安全環境研究所(所在:東京都調布市。以下、交通研)が中心となって実施している「次世代低公害車両開発・実用化促進プロジェクト」の一環として、2008年3月まで実施される予定である。

FTD燃料*は、Fischer-Tropsch製法による合成液体燃料で、ディーゼルエンジンに適した燃焼特性と硫黄分・アロマ分を含まない性状をもつ。この燃料は排出ガスのクリーン化に大きく寄与し、本プロジェクトにおける現行エンジンを使った先行試験結果では、軽油と比べ触媒などで後処理をする前の排出ガス中におけるPM(粒子状物質)を約50%、HC(炭化水素)およびCO(一酸化炭素)を約20%低減することが示されている。また、市場導入時には既存のインフラを活用できること、天然ガスのみならず資源が豊富な石炭やバイオマスからも製造が可能なことから、エネルギーセキュリティの観点からも軽油に代わる有望な代替燃料と考えられている。

トヨタ、昭和シェル、日野は、交通研とともに、FTD燃料の有用性に着眼し、2005年10月から上記プロジェクトに取り組んでいる。この研究は、大幅な低公害化を実現するFTD燃料用専用車両の開発を進めるとともに、現在、市販化されている車両においても、FTD燃料の使用が可能であることを確認するためのものである。

今回の公道試験の目的は、冬季を含む長期にわたりFTD燃料が車両改造を伴わずに利用できることを実証するためのものであり、車両に使用される燃料噴射系部品や、燃料ホースなどへの影響を調査する。試験車両は、トヨタ輸送(株)(本社:愛知県豊田市。)の保有する車両積載用トラックを使用し、愛知県豊田市周辺およびトヨタ事業所間(トヨタ本社と東富士研究所)を走行する。

* 本実証試験ではFTD燃料として、天然ガスを原料としてマレーシアのシェル中間留分合成プラントで生産されたShell GTL Fuelを用いている。

以上、プレスリリースより

トヨタや昭和シェル石油とその関連会社から連名で発表されています。(元3)


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