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GM.、いすゞ自動車株式会社の保有株式を売却
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戦略的提携関係は継続

米デトロイト発 - 米ゼネラルモーターズ（以下「GM」）は本日、いすゞ自動車株式会社（以下「いすゞ」）の保有全株式（7.9％）を売却すると発表した。GMといすゞの戦略的提携関係は今後も継続する。

＜参考＞日本（愛知万博）を訪れたワゴナー会長
GM保有のいすゞ株式は、いすゞの戦略的事業パートナーであり、主要株主である三菱商事株式会社、伊藤忠商事株式会社、みずほコーポレート銀行に売却される。

GMは現在、いすゞの株式9千9万株を保有している。売却株価（1株＝397円）に基づき、GMは今回のいすゞ株式売却による約3億ドルの現金収益により、北米事業再建計画、将来的な成長事業への資金調達、貸借対照表の改善及びその他の主要事業に資金展開を行う予定である。

「GMの35年間にわたるいすゞとの関係は強く、今後も提携関係を維持していきたい」とGM会長兼CEO（最高経営責任者）、リック・ワゴナーは語った。「これまでに築いてきたさまざまな分野での戦略的提携関係を今後も維持する。同時に過去数ヶ月、我々は手元流動性を強化する施策を講じてきたが、今回の売却もこの施策の一環である。」

GMは1971年に当時のいすゞの発行済み株式の34%を取得、以来株式を保有していた。1971年から1998年までの間、GMは株式保有率を34%から49%に高めた。2002年にはいすゞの再建計画の一環として、GMは49%の株式を一旦白紙に戻し、いくつかの戦略的商業資産の購入を主目的として5億ドルの資金を投入し、新たに12%の株式を取得した。2002年から2005年までの間に、GMの保有株式は、いすゞによる転換社債の株式への転換により、12%から7.9%に希薄化された。

これまでの35年間、両社は車両開発、先端技術、グローバル購買並びにサプライチェーンマネージメント及び商品販売網におけるさまざまな共同プロジェクトで協力してきた。成功を収めている共同プロジェクトの中で、引き続き提携を行うものには以下がある。
-アジア・パシフィック、ラテンアメリカ・アフリカおよび中近東における中型ピックアップトラックの組立並びに販売
-欧州における乗用車用のディーゼルエンジンの開発及び製造
-米国におけるフルサイズピックアップトラック用のディーゼルエンジンの開発及び製造
-商用車の設計、エンジニアリング、及び製造

GMのいすゞ株式売却は、その売却に伴う現金収益及び含み益を含め、GMの第2四半期の業績に記録される。2002年に一旦GMの帳簿はゼロ計上となっており、今回の売却によるGMの税引き前売却収益は約3億ドルとなる。

以上、プレスインフォーメーションより

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