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4ドア グランツーリスモ「パナメーラ」の写真を初公開 - ポルシェジャパン
2008/11/24

ポルシェ AG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr. ヴェンデリン・ヴィーデキング)は約9ヶ月後に迫った市場導入を前に、パナメーラの最終的なスタイリングを示す初の公式写真を公開します。そのデザイン、スタイル、シルエットは、このポルシェ オリジナルの4シーターがまぎれもなくポルシェ ファミリーの新たな一員であることを証明しています。


- パナメーラ -

4ドアのグランドツーリングスポーツカーとして開発されたこのパナメーラは、スポーティなドライビングダイナミクス、ゆとりと実用性に富んだ室内環境、グランツーリスモの卓越した走行快適性など、数多くの特長をポルシェならではの手法で融合しています。パナメーラは、スポーツカーモデルの911やボクスター/ケイマン、そしてSUVのカイエンと並び、ポルシェ第4のモデルレンジを形成します。


- パナメーラ -

ポルシェのデザイナーは、まったく新しくかつ個性的でありながら、同時に典型的なポルシェのスタイリングをパナメーラに与えることに成功しました。プロポーションだけを取ってみても、パナメーラは際立った存在となっています。全幅は1,931 mm、全高は1,418 mmで、競合する他の4ドアモデルより幅広く、さらに車高は低く抑えられています。4,970 mmの全長およびスポーティなショートオーバーハングがこの個性的でスマートなGTのシルエットを形作っています。パナメーラのスタイリングやディテールは、911で数十年にもわたって培われ、さらにボクスター、ケイマン、カイエンに引き継がれてきたデザインフィロソフィーに基づいたものです。


- パナメーラ -

パナメーラはそのデザインだけでもライバルに対して新たなセグメントを確立することになるでしょう。クーペのボディスタイルから生まれたスポーツカーの遺伝子、伝統的なリムジンスタイルの独自の解釈、そして実用性に富む室内空間コンセプトによる特長が一体となり、この新しいポルシェに比類なき外観を与えています。例えば、パナメーラは一般的なフロントグリルのデザインに代わり、個性的なエアインテークを備えています。印象的なホイールアーチと流麗なエンジンフードがフェンダーとつながり、ポルシェ ファンに45年にもわたり愛され続けてきた、あの911フロントに代表される典型的なポルシェの「フロントマスク」を形作っています。エンジンフードが形どるV字のライン、そしてリアに向かって矢のごとく絞り込まれたリアウィンドウがスポーツカーらしさをこの新しい個性的なパナメーラに与えています。印象的で張りのあるリアのショルダー、クーペのようなダイナミックに流れるルーフライン、さらに印象的なエグゾーストパイプが純血ポルシェのサラブレッドにふさわしい遺伝子を誇示しています。


- パナメーラ -

優雅なルーフラインは余裕あるスペースの室内をスタイリッシュに覆い、見る人を中へと誘います。パナメーラは他の全てのポルシェと同様、あらゆる面でドライバーの要求にフォーカスを合わせています。その一方で、新しい空間コンセプトとスポーティな室内デザインにより、4座いずれのシートからでも「パイロットのようなフィーリング」を堪能することができます。すべての乗員はフロントシートとリアシートのどちらでもエルゴノミクスに基づく高い快適性を享受することができます。ラゲッジルームには乗員全員の荷物を楽に収納することができ、さらに可倒式バックレストのリアシートの採用によって、ラゲージルームを自在にアレンジすることが可能です。また、スポーティなリアエンドのハッチは実用性とエレガントなスタイリングを見事に融合しています。


- パナメーラ -

ポルシェは自社のブランド力をアピールするため、パナメーラ専用の高性能エンジンを新たに開発しました。エンジンフードの下に搭載された新型エンジンは、その排気量に応じて300 PSから500 PSの最高出力を発揮します。一部のエンジンにはターボチャージャーが装備されていますが、ダイレクト・フューエル・インジェクションの採用により、高出力と低燃費を両立させています。またエンジンが生み出すパワーは、6速マニュアルトランスミッション、もしくは7速ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)によって駆動輪に伝達されます。


- パナメーラ -

パラメーラには、スポーティな走りを特徴とした後輪駆動モデルだけでなく、よりパワフルな走りを実現する4WDモデルも用意されます。またポルシェはこれに加えて、燃費性能に優れたハイブリッドエンジン搭載モデルの市販化も予定しており、現在その準備を進めています。エンジン、トランスミッション、走行性能、価格ならびに装備内容については、来春にその詳細が発表される予定です。


- パナメーラ -

ポルシェの新たなシリーズとなるパナメーラは、ライプツィヒの工場で生産されます。現在このライプツィヒ工場には、約22,000uの生産施設とロジスティックスセンターを建設中です。パナメーラは、ツッフェンハウゼンのポルシェ本社工場でエンジンの製造が行われ、ハノーバーにあるフォルクスワーゲンの工場でボディシェルの製造と塗装が行われます。そしてこのライプツィヒ工場では、年間販売台数約20,000台を目標に、車両の最終的な組立てが行われる予定です。ポルシェはパナメーラについても、主にドイツのサプライヤーに対して協力を依頼しつつ生産を進めていく方針で、車両の約70%にドイツ国内生産のものが使用されます。こうしたことから、このパナメーラは「メイド・イン・ジャーマニー」という表現がふさわしい1台です。

パナメーラは2009年の春にワールドプレミアを果たした後、同年の夏の終わり以降に世界中のポルシェ正規販売店にて販売が順次開始される予定です。

以上、プレスインフォメーションより

4ドアと表現するのは日本に向けてのみでしょうか?本当はリアハッチゲートを持つ5ドアで、ヨーロッパでは重宝される様式の一つです。ライティングユニットやブレーキキャリパー、リアクォーターの面構成などに、確かにポルシェのDNAというものが存在していると思いますが、それが普遍的なかっこよさに通じるかというとそうではないなあと感じます。エンジンが入ったフロントフードにはキャラクターラインのついたバルジが与えられていますが、そこは結果論的にかっこよくまとまっていると思います。しかしロングホイールベースが強調されて見えるサイドからのスタイリングだけはどうかと思います。試しに「フォトショ」でショートホイールベース化してみると結構まとまりました。

パナメーラだけのためではないとしても、新工場やロジスティックヤードまで用意して年間2万台を売らんかなとするポルシェですが、特に米国を中心に仮想経済上を闊歩していたブルのすべてがベアにキャラクターチェンジしてしまった今、その目標を達成するのは難しいと思います。かといって絶対無理だというわけではなく、たとえば赤字黒字の閾値よりも上を行けば一応成功だとボクは判断します。あまりに機能的に洗練されすぎてしまったBMWに対するカウンタープロダクトのような位置づけに収まる可能性は大いにありますし。(元3)


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