HOME > 新車・新技術ニュース > 7年ぶりのフルモデルチェンジ - ニューBMW 3シリーズ・カブリオレ
 



 時代との対峙 - BMW740i
   2009/05/17
 ギャランフォルティス一挙試乗
   2009/04/12
 クラスレスなセカンドカーを買った
   2008/10/13
































7年ぶりのフルモデルチェンジ - ニューBMW 3シリーズ・カブリオレ
2007/02/08

ビー・エム・ダブリュー株式会社(本社:千葉市美浜区中瀬1-10-2、代表取締役:ヘスス・コルドバ)は、7年ぶりのフルモデルチェンジとなるニューBMW 3シリーズ・カブリオレの予約受注の受付を、2月9日(金)より開始すると発表しました。ニューBMW 3シリーズ・カブリオレは、オープン・カーの爽快感とクーペの快適性を両立することが可能な新開発のフルオートマチック・リトラクタブル(格納式)・ハードトップを採用しました。
メーカー希望小売価格: 7,830,000円(消費税込み、その他税金、登録諸費用は含まず)
<ステップトロニック付き6速AT、右および左ハンドル、乗車定員4名>


今回4世代目となるBMW 3シリーズ・カブリオレは、1986年に登場して以来20年間、オープン・スポーツ・カーをこよなく愛する世界中のファンに支持されてきました。日本に導入するモデルは、高精度ダイレクト・インジェクション(直噴)パラレル・ツイン・ターボ・エンジンを搭載したニューBMW 3シリーズ・カブリオレ335iで、BMW 3シリーズのラインアップ中最も出力、トルクの高いエンジンを搭載しています。ドライバーと乗員は風を感じる爽快感とクーペの快適性を両立した 「駆けぬける歓び」を体験することが可能です。

■ニューBMW 3シリーズ・カブリオレ335iの特徴
●屋根部には新開発サンドイッチ軽量構造を持つスチール製フルオートマチック・リトラクタブル・(格納式)ハードトップを採用し、屋根の開閉時共にダイナミックかつエレガントなスタイリングを実現。
●格納式屋根の開閉所要時間は、オープンに22秒、クローズに23秒。
●スチールの剛性を活かしてCピラーが細くなり、先代BMW 3シリーズ・カブリオレよりも後方視界が38%拡大。
●新開発3.0リッター直列6気筒エンジンは、革新的な高精度ダイレクト・インジェクション(直噴)とパラレル・ツイン・ターボの組み合わせにより、4.0リッター・エンジン・クラスのパワーと3.0リッター・エンジンと同等の燃費を両立しています。
●大人4人が快適に過ごせる居住空間を確保したフル4シーター・カブリオレ。
●標準装備のiDriveナビゲーション・システムに、8つのプログラマブル・ボタンを新たに採用。
●内装は、標準装備の6色から選べるダコタ・レザーに新開発の赤外線を反射する「サン・リフレクティブ・テクノロジー」を採用し、直射日光によるレザーの温度上昇を防止。


■ニューBMW 3シリーズ・カブリオレ335iの特徴

●エクステリア
BMW 3シリーズのカブリオレとしては初めて、スチール素材のフルオートマチック・リトラクタブル・ハードトップを装備しました。このリトラクタブル・ハードトップは3分割方式を採用したため、デザインの自由度が広がり、屋根全閉時でもBMW 3シリーズ・クーペ同様の美しいルーフ・ラインをカブリオレに持たせることに成功しました。また、水平なショルダーラインと、流れるような美しいサイド・デザインはBMW 3シリーズ・クーペから継承されています。このため、ルーフが開いている時も閉じている時も、ニューBMW 3シリーズ・カブリオレのシルエットは常にエレガントかつダイナミックです。


また、リトラクタブル・ハードトップを装備することにより、BMWの特徴的デザインであるCピラーのリバース・カーブが、初めてカブリオレにも採用されました。スチールの剛性を活かしてCピラーが細くなり、先代BMW 3シリーズ・カブリオレよりも後方視界が38%拡がりました。(サイド・ウインドー面積も約30%拡大。)

リトラクタブル・ハードトップの開閉は単純なスイッチ操作だけで可能です。所要時間はオープンに22秒、クローズに23秒と同クラスの中では最速です。また、ルーフがコンパクトにトランクに格納されるため、ルーフ・オープン時でもトランクには210Lの容量が確保されています(ルーフ・クローズ時のトランク容量は350L)。

ボディ・カラーはメタリック・カラー9色を含む、全12色設定されています。

●インテリア
ニューBMW 3シリーズ・カブリオレは、真の4シーター・オープンとして設計・開発され、すべてのシートで自然とくつろぐことができる空間を確保しています。その魅力を更に高める要素が、フロントから連続してリヤ・シート・ベンチまで延びるセンター・コンソールです。

ニューBMW 3シリーズ・カブリオレでは、運転席と助手席のシートベルトはシートバックの肩の位置に内蔵されています。このため、後方に身体をひねらずに、楽にシートベルトを装着することができ、後部座席への乗り降りの際もシートベルトが邪魔になりません。また、シート・ポジションにかかわらず常にシートベルトが最大の効力を発揮できます。


標準装備のインテリアに使用されているダコタ・レザーは6色から選択可能で、世界で初めて「サン・リフレクティブ・テクノロジー」を自動車の内装に採用しました。新開発の「サン・リフレクティブ・テクノロジー」には特殊な顔料を加えられ、レザーが赤外線を反射します。この技術により、直射日光を浴びてもレザーが温度上昇するのを防ぎ、特に色の濃いレザーでは、通常のものと比べて温度上昇を最高20度抑えることができます。天気の良い日に、より一層オープン走行を楽しめる魅力的な装備です。さらに上質なレザーのウォークナッパ・レザーを3色オプションとして用意しており、こちらにも「サン・リフレクティブ・テクノロジー」を採用しています。

オートマチック・エア・コンディショナーにはオープン走行をより快適にする「カブリオレ・モード」が設定されています。ルーフ・オープン時に「カブリオレ・モード」を選択すると、室内の温度センサーによる制御を弱め、外気温や日射、車速に応じて空調が自動制御されます。暖房時は、室内が常時一定の温度に保たれるようにエアの温度調整や吹き出し口選択が自動的に行われます。この機能があれば、様々な気候条件でオープン走行をより快適に楽しめます。


標準装備のiDriveナビゲーション・システムに、8つのプログラマブル・ボタンが新たに採用されました。ラジオ局の選択、CDチェンンジャーのコントロール画面、ナビゲーションの目的地設定画面など、ドライバーが頻繁に使用する機能は8つのプログラマブル・ボタンに個別に設定(メモリー)が可能で、これらを操作すれば、より素早くそれぞれのプログラムを呼び出すことができます。

●収納
ニューBMW 3シリーズ・カブリオレは、カブリオレとしては非常に大きなトランク容量の350L、(ルーフ・オープン時は210L)を実現していますが、それ以外にも収納スペースが工夫されており、大きな荷物の持ち運びも便利です。

後部座席の背もたれ部分は一体可倒式になっているため、背もたれ部分を倒して大きな荷物を積むことが可能です。バックレストの背面部は丈夫な素材でできているため、後部シートを汚したり傷つけたりせずに荷物を積むことが可能です。


スルーローディング・システム及びトランスポーテーション・バッグを標準装備としており、利便性を高めています。4名乗車している状態でも後部座席の肘掛を倒せば、形状の長い荷物をトランクからセンター・コンソールにかけて簡単に収納することができ、袋状のトランスポーテーション・バッグにより室内を汚すことはありません。これにより、ハードトップがトランクに格納されている状態でもゴルフバッグなどの長尺物を運ぶことが可能になります。


センター・コンソールやグローブ・ボックスは、集中ロッキング・システムで施錠することができ、ルーフ・オープン時の防犯対策も実施されています。

●オールラウンドな乗員保護性能
負荷を受ける構造部とクラッシュ・ボックス、変形ゾーンは、適切な寸法で精密に設計されたもので、衝撃から乗員の居住空間を効果的に保護します。室内においては、ひとつの制御ユニットによって集中制御される乗員拘束機能や各種安全機能が、乗員一人一人の安全を守ります。ヘッド/サイド・エアバッグはフロント・シートバックに内蔵され、側面からの衝突を感知すると腰から頭部にかけて展開し、乗員の上半身及び頭部を側面から保護します。シートに内蔵されているため、シート・ポジションに関わらず乗員を最大限保護できることが特徴です。

さらに、ロールオーバー・セーフティ・システムによって、センサーがボディの傾きを感知すると、車の横転に備えて後部座席のヘッドレスト後部に内蔵されたロールオーバー・バーが瞬時にポップアップします。フロントは強化されたAピラーとフロント・ウインドー・フレームがロールオーバー・バーとして機能し、セダンに匹敵する乗員保護性能を確保しています。

●3.0リッター高精度ダイレクト・インジェクション(直噴)パラレル・ツイン・ターボ・エンジン
新世代の3.0リッター高精度ダイレクト・インジェクション(直噴)パラレル・ツイン・ターボ・エンジンは、最高出力225kW(306ps)/5,800rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1,300〜5,000rpmを発生し、優れた動力性能を実現しています。また、400Nm(40.8kgm)という大トルクを1,300〜5,000回転という非常に幅広い回転域で発生するため、どの回転域からでも強烈な加速が得られます。


このエンジンの直噴システムは、従来の直噴とは違い、高精度インジェクションを可能にするピエゾ・イジェクター(噴射圧力と応答性が高いのが特徴)を吸気バルブと排気バルブの中間に配した新世代のガソリン直噴システムです。このシステムにより、燃料噴射がより正確になり、圧縮比を高められ、従来のターボ・エンジンが抱えていた燃料消費の非効率性という問題を解決すると同時に、大きな出力とトルクを発生させることが可能になりました。

パラレル・ツイン・ターボは、3気筒毎に1台の小型ターボ・チャージャーが、ブースト圧(0.6Bar)増加を分担します。大型のターボ・チャージャー1台の場合、ブースト圧の増加に時間を要し、パワーが欲しい時にそれを利用できない「ターボ・ラグ」が発生しますが、2台の小型ターボ・チャージャーを採用することにより、きわめて低いエンジン回転域でも大きいブースト圧を得られるため、「ターボ・ラグ」を引き起こすことがなく、発進時から驚異的なパワーを使えます。

また、非常に高い動力性能を実現しながら、燃費面の犠牲を最小限に抑えたことも新開発3.0リッター高精度ダイレクト・インジェクション(直噴)パラレル・ツイン・ターボ・エンジンの大きな特徴です。従来のような大きなパワーを得るために単に排気量を増やしたり過給装置をつけたりするのではなく、BMWは革新的な直噴技術とパラレル・ツイン・ターボ・システムを組み合わせ、4.0リッター・エンジン同等の出力とトルクと3.0リッター・エンジンと同等の燃費を両立させました。

●6速オートマチック・トランスミッション
標準装備の新開発6速オートマチック・トランスミッションは、高効率油圧回路、新型トルク・コンバーター、極めて効率の高いソフトウェアを採用し、あらゆるエンジン回転域で素早い加速を可能にします。変速時の信号にわずか10分の1秒で反応し、実際の変速に要する時間も従来のオートマチック・トランスミッションとの比較で約50%短縮されました。一度に複数のギヤを飛び越えて変速することもできます。このオートマチック・トランスミッションは、その時点で最も適正なギヤを選択し、スムーズで安定した速度で走ることにより燃費性能も向上させています。また、マニュアル・シフト機能(ステップトロニック)も内蔵されています。


●サスペンションとシャーシー
BMWが採用するエンジンをフロントに搭載し、後輪を駆動する駆動方式によって、走行条件や走行速度に関係なく高い俊敏性、方向安定性、安全性を実現しています。さらに前軸にはアルミニウム合金製ダブル・ジョイント・スプリング・ストラット式アクスルを、後軸には5リンク式アクスルを装備したニューBMW 3シリーズ・カブリオレは、このクラスで最先端のサスペンションが採用されています。低い重心、最適な50:50の前後重量配分、専用に設定されたサスペンションもこのモデルに相応しい走りの質感をもたらします。

標準装備のアクティブ・ステアリングは、走行状況に応じて操舵比を変化させるシステムです。中・低速走行ではステアリングはより素早く反応し、ハンドルの最大回転数が2回転以下になり、俊敏でシャープな走りが楽しめます。また、路地への進入や車庫入れ等も容易になります。一方、高速ではステアリングの反応は穏やかになり、優れた直進安定性が確保されます。

●主要装備
ニューBMW 3シリーズ・カブリオレは、BMW 3シリーズの旗艦モデルであり、主要装備もBMW 3シリーズの旗艦と呼ぶに相応しい非常に充実した内容となっております。先代BMW 3シリーズ・カブリオレ330Ciと比較して、エンジンの性能アップを除いた装備面だけでも相当な装備アップが実施されます。しかしながら、実際のメーカー希望小売価格(税込)の上昇は抑えていますので、エンジンの大幅性能アップも含めて考えると、ニューBMW 3シリーズ・カブリオレのバリューは飛躍的に向上したことになります。(エンジン性能は、先代BMW 3シリーズ・カブリオレと比較して、最高出力で55kW(75ps)、最大トルクで100Nm (10.2kgm)向上しています。)

●先代(E46)BMW 3シリーズ・カブリオレ 330Ciからの主要追加装備

メカニズム/安全性
・フルオートマチック・リトラクタブル・ハードトップ
・アクティブ・ステアリング
・6速オートマチック・トランスミッション(ステップトロニック付)
・PDC/パーク・ディスタンス・コントロール(フロント&リヤ、ビジュアル表示機能付)
・アダプティブ・ヘッドライト(コーナリング・ライト付)
・DSC/ダイナミック・スタビリティ・コントロールの拡張機能
・クルーズ・コントロールのブレーキ機能
・ランフラット・タイヤ

エクステリア
・ ヘッドライト・ウォッシャー
・ ドア・ハンドル照明
・ ソフト・クローズ(トランク・リッド)

インテリア
・サン・リフレクティブ・テクノロジー採用のレザー・インテリア
・電動ランバー・サポート(運転席&助手席)
・フロント・センター・アームレストの分割スライド機能
・カブリオレ・モード、前席左右独立調節および後席温度調節機能付オートマチック・エア・コンディショナー
・CDプレーヤー&CDチェンジャー
・オーディオの外部入力端子(AUX IN 端子)

*先代BMW 3シリーズ・カブリオレ330Ci及び現行BMW 335iクーペで標準装備のスポーツ・シートは、ニューBMW 335i カブリオレではオプション設定となります。また、スポーツ・サスペンションは ニューBMW 335i カブリオレには設定がありません。

以上、プレスクラブより
3シリーズ・カブリオレは(ナローバンドページ)こちら


前のニュース <<

>> 次のニュース



キーワード関連ニュース
 '07/02/14 ニュー BMW 1 シリーズ 本国リリース 和訳版発表
 '07/02/14 ニュー BMW 5 シリーズ 本国リリース 和訳版発表
 '07/01/25 2007年BMW Motorradライダー・トレーニング開催 - 港北NTオート初のバイクネタ
 '07/01/19 NEW BMW ALPINA B3 モデル名・価格決定
 '07/01/17 BMW1シリーズがマイナーチェンジ - 3ドア登場 - BMW UK
 '06/12/07 600ページに渡るBMWの歴史−"BMW since 1916"を発行

 


Yahoo! JAPAN
Web検索
サイト検索




Copyright © 2005-2009 元◇318MT将軍 blog E-mail:webmaster@kntauto.com(全角の「@」はスパム対策)
Spuned by Web Spreader Rev. 2.00.00 - Developed by Hyper-barn Corp. - 最終更新日: 2009/08/09