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三菱が電気自動車の研究車両を製作 電力会社が検証 研究活動開始
2006/10/11

三菱自動車は、現在開発中の次世代電気自動車「MiEV(ミーブ、Mitsubishi innovative Electric Vehicle)」※1の研究車両を製作し、電気自動車(EV)の普及にこれまで積極的に取り組んできた電力会社との共同研究を実施する。三菱自動車は研究車両の供給や実証走行データの分析、電力会社側は実証走行の実施・データの収集や市場での実用性評価を担当する。


i MiEV

三菱自動車では、この共同研究に向けて、軽自動車『i(アイ)』をベースに、高性能リチウムイオン電池と小型で軽量なモーターを搭載した研究車両『i MiEV』を製作した。この車両では、『i(アイ)』の「リヤ・ミッドシップレイアウト」のプラットフォームに、シングルモーター方式※2を採用することにより、既存の車体構造をほとんど変えることなく電気自動車化が可能となった。三菱自動車は、この共同研究と並行して、『i MiEV』を用いて、実用化に向けたバッテリー、モーター、制御システムなどの社内開発を推進する。
(なお、本年10月23日〜28日にパシフィコ横浜で開催される「第22回国際電気自動車シンポジウム(EVS-22)」の展示会場にも『i MiEV』を展示する予定である。)

今回の共同研究では、まず本年11月から東京電力、中国電力との共同研究を開始し、さらに2007年1月からは九州電力との共同研究も開始する。三菱自動車は、これらの電力会社向けに『i MiEV』の研究車両をそれぞれ1台ずつ製作し、これらの車両は電力会社における業務車両としての適合性や急速充電インフラとの整合性などの確認に用いられる。

続いて2007年秋からは、これらの電力会社に加え、関西電力及び北陸電力にも参加いただき、実際の運転環境での走行や市場での受容性を確認するため、実証走行(フリートモニター)を開始する予定である。三菱自動車は各社向けにフリートモニター用『i MiEV』を供給する。三菱自動車と各電力会社は、このフリートモニターを通して、実際の使用環境下での様々なデータやノウハウを収集・解析し、将来のEV普及に向けて共同で取り組んでいく。

三菱自動車では、環境問題への対応やエネルギー多様化への対応のため、このEV開発を始め、クリーンディーゼルエンジンの開発やバイオ燃料への対応など、さまざまな技術開発を行っており、さらに先般発表の「パジェロの森」森林育成活動などを含め、総合的な取り組みで環境への貢献を図っていく。


デバイスレイアウト

※1 リチウムイオン電池、インホイールモーター、さらに将来のハイブリッド車や燃料電池車など、三菱自動車独自の次世代電気自動車技術全体の総称とすべく、これまでの「MIEV(Mitsubishi In-wheel motor Electric Vehicle)」から改称することとした。なお,既に技術発表を行っているインホイールモーターについても、引き続き研究開発を継続していく。
※2 1個のモーターに減速ギアとディファレンシャルギアを組み合わせ、左右輪を駆動する方式。


以上、プレスリリースより抜粋
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