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新型プジョー「Coupé407」、予約受付開始
2006/06/05

プジョー・ジャポン株式会社(本社:東京渋谷区、社長:ティエリー・ポワラ)は、プジョーの新たなるフラッグシップモデルであるプジョー「Coupé(クーペ)407」を導入、7月7日(金)からの販売に先立ち、本日より全国の正規販売店網「ブルーライオン・ネットワーク」で一斉に予約注文の受付を開始する。

「Coupé407」は、昨年5月に導入した「セダン」と「SW」に続く407シリーズの新たなモデルレンジとして、プジョーがこれまで一貫して追及してきたドライビングプレジャー、安全性、快適性を結実させた最上級モデルである。


今回導入するモデルは、3.0ℓ V6エンジン&6速ATで、左/右ハンドルを設定しており、 内外装にはプレミアムクーペに相応しい専用装備を備えている。
さらに、クーペとして世界初となる「EuroNCAP」5つ星を獲得するなど、他にはない多くの 訴求ポイントを持っている。
ボディカラーは全6色、インテリアカラーは全4色を設定。また一部内外装組み合わせにBTO(受注生産)システムを採用しており、自分の個性に合ったモデルが選択できる。

価格は、5,490,000円(消費税込)とし、充実した装備としながら競争力の高い価格設定とした。


プジョー・ジャポンでは、新型プジョーCoupé407をプジョーの新たなフラッグシップモデルとして位置付け、導入から1年を迎えた407シリーズの再活性化と共に、フルラインメーカーとしてのブランド訴求に力を入れていく。

<Coupé407 概要>

●PEUGEOTのCoupé
Coupé407は、1998年日本に登場したピニンファリーナの傑作「406Coupé」の後継モデルとして登場する。類まれなる美しさと高いクオリティが、プレミアムクーペとして大きな賞賛を集めてきた先代モデルをあらゆる面で超えるべく、オートモビル・プジョーはその経験と技術と先見性のすべてを、このニューモデルに注ぎ込んでいる。

プジョーの「クーペ」の歴史は、1898年の「Type21」に始まり、革新的な独立懸架フロントサスペンションを持つ1932年の「301クーペ」、ロードホールディング性能が絶賛された1934年の「401クーペコーチ」、1950年代以降はピニンファリーナとの協力のもとで、「404クーペ」「504クーペ」「406クーペ」など、時代の寵児となった美しく革新的なモデルを世に送り出してきた。

Coupé407の生産は、フランス西部レンヌ工場で生産され、日本における2006年の年間販売目標台数は、250台を予定している。

●スタイリング/エクステリア
Coupé407のスタイリングは、407セダンで確立された、迫り来る猫科の猛獣をイメージさせる“Powerful&Féline”という新世代プジョーのアイデンティティを明確に継承している。
全長は、407セダンより130mm拡大することでクーペの名に相応しい堂々とした印象を強めた。これにより、キャビンスペースを車体後方に移動させることにも繋がっている。

フロントマスクの左右には、プレミアム感とダイナミズムを表現した3本のスリットがクーペのシンボルとしてデザインされる。

長径60cmというプジョー車の中でも最大サイズのヘッドランプユニットは、ハイビーム・ロービームともに自然光に近い、長寿命のキセノンランプを使用。また、コーナリング中の速度に応じて、光軸が最大12度シフトしてカーブの先を見通しやすくするディレクショナル機能を装備した。

大型のリアバンパーはリアビュー全体のボリューム感を増大させ、スポーティクーペらしい力強さを強調。マフラーにはクロムメッキ仕様のツインパイプマフラーを装備した。
また、視認性にすぐれたテールランプを備え、ハイマウントストップランプにはLEDを採用し、表情に変化を与えている。

1.4uの広さを持つフロントウィンドウシールドと、1.3uの面積を持つサイドウィンドウには、特殊な防音フィルムを挟み込んだ防音ラミネートガラスを採用。さらに、熱線カット機能も併せ持ち、407セダン・SWより室内の静粛性と快適性向上に貢献している。

●インテリア/装備
内装には、クラス唯一のインテグラル・レザー・インテリアを採用。シート、ドアトリム、ダッシュボードに至るまで、内装のフルレザー化がプジョーのクラフトマンシップを象徴している。

シートは、クルマとの一体感を重視し、身体をしっかりとサポートするバケットシートタイプを採用。独立式4シーター構成とすることで、乗員すべてが最適なスペースを確保でき、ゆとりある快適性をもたらしている。
フロントはシートヒーター付き4ウェイ電動シート。ドライバーズシートには2ポジションのメモリー機能が付く。

フロントシートは407セダンに比べ20mm低く、9mm後方に配置され、ロングノーズのフォルムとも相まって、ドライバーがボディの中央寄りに位置することになり、スポーティクーペらしいドライブフィールを生み出している。

メーターパネルには、高級クロノグラフをイメージしたクロームリング付きブラックメーターパネルがクーペ専用として採用されており、5連メーターはその間隔を短縮し、視認性も向上させている。

センターコンソールには、大容量20GBの「HDDナビゲーションシステム」が日本仕様専用として設置されている。同じく日本仕様専用のマルチファンクションディスプレイがインパネ上部に配置され、外気温、燃費、さらに区間走行距離、バックソナーと連動した後方のスケール画面などの情報が提供され、ドライバーをサポートする。

その他の装備として、「左右独立調整式オートエアコン」は、従来のエアコンディショナーのように室温を急激に下げてから徐々に設定温度に近づける方式ではなく、外気温と室温を比較し必要な冷却力を適正に制御する方式によって、燃費の向上にも貢献する。

また、「リモートコントロールキー」、「バックソナー」、「クルーズコントロール」、「雨滴感知式オートワイパー」、「6スピーカーHi-Fiオーディオ」、「自動防眩式ルームミラー」、「盗難防止アラーム」が標準装備となる。

トランクルーム容量は、セダンとほぼ同じ400ℓ(VDA方式)で、スポーティクーペとしては最大級である。ルーム内はマルチリンク リアサスペンションを傾斜させる事によって、タイヤハウスのでっぱりを解消している。

●パワートレイン
エンジンは3.0ℓ V型6気筒DOHCで、可変バルブタイミングシステム(VVT)が採用されている。このシステムはクランクシャフトのタイミングに合わせてバルブの角度を0〜20度の範囲で変えることができ、全ての回転域で燃焼の最適化を実現し、運転状況の変化に柔軟に 対応するエンジンである。また、デュアルモードアクティブサイレンサーを備えた新しい排気 システムは、運転状況に応じ排気ガスの供給を制御し、低回転時の騒音を改善すると同時に高回転域での性能も向上させている。

Coupé407に組み合わされるトランスミッションは、アイシンAW社製6速ATが搭載される。6速ATとしては前例がないほど軽量コンパクト化を実現しており、横置きの高トルクエンジンとの組み合わせが可能になった。

また、操作性の向上、かつスポーティーな走行に対応するためポルシェ・ティプトロニックシステムが採用され、ドライバーは「M」ポジションでシフトをスティック操作するだけで任意のギアを選択することが可能となり、マニュアル感覚でドライビングを楽しむことが出来る。またこの6速ATは、ドライバーの運転特性や走行、道路条件に合わせて自動的に最適なプログラムを選択するインテリジェント機能を持ち、「ノーマルモード」に加え「スポーツ」「スノー」モードに切り替えることが可能である。

●安全性
クーペボディの開発の過程で、高剛性ボディは細部にわたって見直され、その結果、歴代のプジョー車の中でも最良のものとなっている。
数々の安全対策と高剛性設計を盛り込んだ407のボディ構造を更に強化し「EuroNCAP」の衝突試験でクーペとしては初めて、満点にあたる5つ星を獲得。世界最高水準の安全性能を実現した。

アクティブセーフティーでは、広いグラスエリアにより、広く見やすい視界を確保。
また、「自動防眩式ルームミラー」、「バックソナー」、「ESP(エレクトロニック スタビリティープログラム)」、「EBD(電子制御制動力分配システム)」、「ABS」、「EBA(エマージェンシー ブレーキアシスト)」、「新設計サスペンションシステム」「ディレクショナル・ヘッドランプ」「バイキセノン・ヘッドランプ」が事故を未然に防ぐために貢献している。

パッシブセーフティーで、第一に挙げられるのは「7エアバッグシステム」の採用である。
運転席・助手席フロントエアバッグ、左右に設置されたカーテンエアバッグ、フロントサイド  エアバッグの他、衝突時にドライバーの膝や脛を保護するため、ダッシュボード底部に18ℓ の容量を持つステアリングコラム エアバッグなど、合計7個のエアバッグを装備している。ステアリングコラム エアバッグは、衝突エネルギーを受けると収縮するコラプシブル ステアリングコラムと組み合わされ、優れた相乗効果を発揮する。

その他、「衝突安全ボディの採用」、「側面からの衝撃にも耐える専用設計」、万一の場合、ムチ打ちのリスクを軽減する「フロントアクティブヘッドレスト」、衝突時、体にシートを固定することで衝撃に備える「シートベルトプリテンショナー」、「ISOFIX対応チャイルドシートアンカー(リアシート)」、「ハザードランプの自動点滅機能」、時速10kmに達するとドアとトランクルームが自動的にロックされる「オートドアロック」、リモコン操作によってドアが内側からもロックし、ウィンドウガラスを割っても内側からドアを開くことを防ぐ「スーパードアロック」などの補助的な安全性能も充実している。

●サスペンション
プジョーは、ショックアブソーバーを自社開発する数少ない自動車メーカーである。プジョーの伝統である路面をしなやかに吸い付くような乗り心地は、407で高い評価を受けている。
随所にCoupé407専用の設計を採用することで、更に高次元でのダイナミックな走りを実現している。

Coupé407のサスペンションは、407シリーズのサスペンションをベースに、専用チューンが施されている。フロントサスペンションは、プジョーのモータースポーツの経験が結実したドロップリンク付ダブルウィッシュボーンを装備。ホイールオフセットを拡大し、フロントトレッドを15mm拡大。さらにコイルスプリングの硬さを10%アップ、長さも短縮し、10mmローダウン化されている。

リアサスペンションは、先代モデル406で採用されたマルチリンク リアサスペンションをさらに進化させた新世代サスペンションである。サスペンション本体のコンパクト化を図るため、スプリングとショックアブソーバーを後傾し、システム全体は重量14Kgのアルミニウム製クロスメンバーによって支持されている。サスペンションユニットは1つのアッパーウィッシュボーン、2つのトランスバームアーム、1つのスプリングキャリアアーム、ハブキャリア、スプリングとショックアブソーバー、そして左右のサスペンションユニットを繋ぐクーペ専用の21mm径のアンチロールバーで構成されている。これもフロント同様、Coupé407専用チューンをしてホイールオフセットを拡大。407セダンに比べて65mm広くなっている。さらに、コイルスプリングの硬さを10%アップ、長さも短縮し、リアは23mmローダウン化されている。

Coupé407には、9つのショック吸収パターンから最適なプログラムを選択する「電子制御可変ショックアブソーバー」が装備されている。各ホイールのセンサーによって4つのショックアブソーバーが独立して制御され、運転動作だけでなく、路面から伝わる力にも適応することが可能となった。

「電子制御可変油圧パワーステアリング」は車速、エンジン回転数、ステアリングの操舵角度や回転速度などに応じてコンピューターが217段階で油圧バルブをコントロールする。これにより、路面の状況に関わらず、常に最適なステアリング操作を実現する。

クイックな挙動に対応するべく、235/45R18のワイドタイヤを装着。クーペ専用ホイール「Alopias」との組み合わせで、スポーツクーペに相応しい力強さを強調している。


<モデルと価格>

機種名 ハンドル エンジン排気量 トランスミッション メーカー希望小売価格(消費税込)
Coupé407 右/左 2,946cc 6速AT ¥5,490,000


<ボディカラー/内装>

インテリアカラー ミストラル・レザー パランブロ・レザー セルベール・レザー ラマ・レザー
ボディカラー
アルミナム・グレー
オブシディアン・ブラック
ゴールド・ホワイト
モンテベロ・ブルー
アレキサンドリア・ブルー
(新色)
モロカン・レッド(新色)
●:標準  −:設定無し ◎:受注生

以上、プレスリリースより


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