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三菱自動車、ポルトガル戦で『レーシング ランサー』がデビュー総合優勝
2008/11/03

三菱自動車及び同社のモータースポーツ統括会社MMSPは、10月30日(木)〜11月2日(日)にポルトガルで開催されたFIAクロスカントリーバハ・インターナショナルカップ第6戦バハ・ポルトガルに、チーム・レプソル三菱ラリーアートからディーゼルターボエンジンを搭載した新型競技車『レーシング ランサー』(FIAグループT1規定のスーパープロダクション仕様)をデビューさせ、総合優勝を果たした。これにより、2009年1月3日(土)より南米のアルゼンチン、チリに舞台を移し開催される2009年ダカールラリー制覇に向けて大きく弾みをつけた。


- 三菱レーシング ランサー チーム・レプソル三菱ラリーアート -

今回、実戦デビューした新型競技車『レーシング ランサー』は、ドライバー/コ・ドライバーに、ダカールラリーにおいて、2004、2005、2007年に『パジェロ エボリューション』で通算3勝を挙げ、名実ともにダカールラリー最強の組合せといえる、ステファン・ペテランセル/ジャン・ポール・コトレ(フランス)組を起用し、万全の体制で臨んだ。

バハ・ポルトガルは、ポルトガルの首都リスボン南部に位置するポルタレグレ市近郊の山間地を中心とした、SS(スペシャルステージ:競技区間)総距離515.16kmで行われた。初日、2日目はウェット、3日目はややドライとなった路面コンディションの中、『レーシング ランサー』の3日間の戦いは、初日第1レグのスーパースペシャルステージ(スーパーSS:競技区間)では若干のタイムロスによって総合7位とやや出遅れたものの、本格的な競技の開始となる第2レグで『レーシング ランサー』の性能を十分に発揮し首位に浮上。最終日の第3レグでもその優位を保ったままゴールし、記念すべきデビュー戦を完璧な勝利で飾る結果となった。


- 三菱レーシング ランサー S・ペテランセル / J-P・コトレ -

新型競技車である『レーシング ランサー』の最初のステアリングを握ったペテランセルは、「我々は一年以上の時間をかけて『レーシング ランサー』の戦闘力をここまで仕上げてきました。その初戦を勝利で飾ることが出来、チーム全員の労に報いた気持ちです。自分が『レーシング ランサー』のデビュー戦のドライバーに選ばれたことを誇りに思いますし、優勝という形で感謝の気持ちを表せたことが嬉しいです」と喜びを語った。また、「この3日間でふたつのことに驚かされました。ひとつは全ての面で大幅に進化した3リットルV型6気筒ディーゼルエンジンで、とりわけ素晴らしかったのは低速コーナーでの力強さ。ディーゼルターボエンジンの強大なトルクによる加速感を全身で感じることができました。とりわけコーナーからストレートに続くようなセクションではアドバンテージになったと思います。もう一つはシャシーです。バハ・ポルトガルでは特別なセッティングが要求されますが、我々はモロッコテストの結果から基本となるセッティングを決めました。このセッティングがこのラリーにフィットして、サスペンションは路面の凹凸を見事に吸収。ハンドリングもフロントがコースを正確にトレースし、心地よい驚きを感じました。」と、『レーシング ランサー』のパフォーマンスを高く評価した。

また、チーム・レプソル三菱ラリーアートのドミニク・セリエス(フランス)監督は「バハ・ポルトガルの優勝は、2008年に3勝を挙げ、また2回の2位入賞を果たしてきた成果の総仕上げになりました。MMSPのスタッフをはじめエンジン開発を担当した三菱自動車のエンジニアの方々、そしてチームの4組のドライバー/コ・ドライバー全員が素晴らしい仕事をしてくれました。今回はステファンが主役でしたが、ナニ・ロマ(スペイン)、リュック・アルファン(フランス)、そして増岡浩(日本)もそれぞれ欠かせない役割を担っているのです」と、2008年のシーズンを振り返るとともに、2009年ダカールラリーに向けた確かな手ごたえを掴み取った様子であった。

チーム・レプソル三菱ラリーアートはバハ・ポルトガル終了後もポルトガルにとどまり、若干のテスト走行を実施。その後スペインへ移動し、高地コンディションのもとでエンジン制御マップに補正を加えるテストを行う。現在、製作が進められている2009年ダカールラリーに投入する4台の『レーシング ランサー』は、これらのテスト結果を反映し、シェイクダウンテストを12月15日にMMSP近郊のル・クルーゾー(フランス)で行う予定である。そして、その後ダカールラリーの新たな舞台である南米に向けて空輸される。

以上、プレスリリースより

どこらへんがランサーかはともかく、三菱自動車のポリシーの一つであるデザートクロカン(?)での優勝が果たせてよかったですね。(元3)


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