HOME > イベントニュース > サーブ9-4Xバイオパワー・コンセプト - E85燃料のポテンシャルを活用
 



 時代との対峙 - BMW740i
   2009/05/17
 ギャランフォルティス一挙試乗
   2009/04/12
 クラスレスなセカンドカーを買った
   2008/10/13
































サーブ9-4Xバイオパワー・コンセプト - E85燃料のポテンシャルを活用
2008/01/13

サーブブランドを拡大させる、革新的なクロスオーバーモデル

デトロイトで行われた北米国際オートショーでは、サーブ9-4Xバイオパワー・コンセプトが公開された。成長著しいクロスオーバーセグメントに、デザイン重視で環境に配慮するスカンジナビアの価値が吹き込まれた、ダイナミックでドライバー志向のモデルを参入したいというサーブの意図が明らかになった。


バイオパワー・コンセプトの斬新なデザインには、バイオパワーエンジン技術と先進のAWD(全輪駆動)システムをベースに、環境責任に配慮した「ファン・トゥ・ドライブ」の要素が盛り込まれている。サーブ・オートモービルのマネージングディレクター、ヤン・アケ・ヨンソンは、「このコンセプトカーには、サーブブランドの意思が明確に表れている。またこのコンセプトモデルは、個性的な製品ラインナップで新たなマーケットセグメントに挑む我々の計画を実現するための重要なステップでもある。」と語った。

サーブ9-4Xバイオパワー・コンセプトのデザインには、シンプルさを基本とするスカンジナビアンの考え方が反映されている。モールディングやルーフバーが無いボディフォルムは優雅な雰囲気に満ちている一方で、ランプ類はアイスブロックを思わせる個性豊かなデザインとしている。また、斬新なフロントスタイリングとインテリアデザインも、多方面から称賛を得たエアロXコンセプトを彷彿とさせる。そして革新的なラゲッジスペースには、マウンテンスポーツ用品メーカー大手のサロモン社と共同開発したスキー用品収納システムなどのユニークな機能も搭載される。

バイオエタノール(E85)燃料用に最適化された2.0リッター4気筒バイオパワー・ターボエンジンは、最高出力296ps、最大トルク400Nmという卓越した高効率を実現し、ライトサイジング化を目指すサーブの取り組みが実証されている。ガソリン使用に比べ、E85はCO2の発生量も少ない。業界に先駆けて導入したサーブXWD(クロス・ホイール・ドライブ)と組み合わされたことで、この最先端パワートレインは目的地まで胸が高鳴るような楽しいドライビングを約束してくれる。

サーブ9-4Xバイオパワー・コンセプトは、GME(GMヨーロッパ)の先進デザイン部門ディレクター、アンソニー・ローが率いるチームが中心となり、スウェーデンのサーブ・ブランドセンターのデザイナーやエンジニアらの協力のもと開発された。「まず我々は、エアロXのデザインテーマをクロスオーバーモデルに組み込むことに集中した。それをベースに、このタイプの車を利用するユーザーのアクティビティをサポートするためのさまざまな機能やライフスタイル的な提案を盛り込んでいった。」とローは語った。

ドライバー志向のコクピットはスポーティな4シーターのキャビンで、エアロXを彷彿とさせる「クリアゾーン」を特徴とする。このクリアゾーンには、埋め込み型のスターターボタンとインフォテイメントシステムが配され、センターコンソールからメインディスプレイスクリーンまで広がっている。インストルメント類の照明にはグリーンのライトを採用し、航空機の高度計をイメージしたスピードメーターや、ステアリングホイールに施された航空機形状のトリムなど、航空機メーカーを前身とするサーブの伝統がほのかに感じられる。また、パノラマガラスルーフは、アウトドアの楽しさを思う存分味わってもらいたいとデザインされたサーブ9-4Xの雰囲気と見事に調和している。


サーブのデザイナーは、サーブ・サロモンのトップ・ビッグマウンテンスキーヤーたちと共同で、スキー板や装備品を車内に積み込むための革新的な収納システムを開発した。リアカーゴデッキには、アルミニウム製スキーホルダーを備えたスライド式フロアが装備され、最大3組のスキー板とストックが収納できる。また、スキーブーツもフロア下の暖房機能付コンパートメントに収納でき、最大限の実用性が考慮されている。リアカーゴ部分全体は防水性があるうえ、傷がつきにくいラバー材で覆われている。

また、コンパクトなアルミニウム製4気筒バイオパワーエンジンには、オクタン価の高いE85燃料(バイオエタノール85%、ガソリン15%)対応エンジンとしては初めてターボチャージャー、ダイレクト・インジェクション、可変バルブタイミングの各システムが組み合わされた。

革新的なAWD(全輪駆動)システムの採用により、ドライバーの意思がより忠実に反映される新たな走りが実現された。アクティブマネジメントシステムが、電子制御式リア・リミテッド・スリップ・ディファレンシャル(eLSD)を介して前後輪および左右後輪間のトルクを適確に配分する。つまり、サーブ9-4Xバイオパワー・コンセプトは、自然との一体感をより味わえるようなスポーティなドライビングを求めるアウトドアレジャー派の期待に鮮やかに応えたモデルなのである。

以上、ニュースより


前のニュース <<

>> 次のニュース



キーワード関連ニュース
 '08/09/19 サーブ9-Xエア・コンセプト、パリモーターショーで世界初公開
 '08/03/03 サーブ ジュネーブショー・ハイライト
 '07/11/14 サーブ、「ドライバー・アテンション・ウォーニング・システム」を開発
 '07/10/24 GMAPジャパン、2008年モデル「サーブ9-3」を発表
 '07/10/24 GMAPジャパン、2008年モデル「サーブ9-5」を発表
 '07/09/26 サーブ、21世紀のブラックターボを発表

 


Yahoo! JAPAN
Web検索
サイト検索




Copyright © 2005-2009 元◇318MT将軍 blog E-mail:webmaster@kntauto.com(全角の「@」はスパム対策)
Spuned by Web Spreader Rev. 2.00.00 - Developed by Hyper-barn Corp. - 最終更新日: 2009/08/09