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サーブ・エアロXコンセプト、ジュネーブに上陸
2006/03/03

ジュネーブ発 -


サーブは、ジュネーブ・モーターショー開幕前夜に開催されたGMプレミア・ナイトの会場に、スカンジナビアの雰囲気を再現しつつ、まさに衝撃的なエアロXコンセプトを発表し、会場を沸かせた。スウェーデンから特別に運ばれた55トンもの氷の中からエアロXがドラマチックに出現したのだ。サーブのマネージング・ディレクター、ヤノオケ・ヤンソンは、「このコンセプトカーは、サーブ・ブランドの主張を明確に表現しています。エアロXは、前進し続けるサーブの姿を形に表し、サーブが共有するGMの自信を伝えているのです。そして同時に、サーブ・ブランドの確かな将来性と、次世代サーブ・ブランドにおけるサーブのデザイナー達による表現性を、あらためて示しているものといえるでしょう」と述べた。


エアロXは、サーブが作る航空機の力強さとスカンジナビアン・デザインをルーツとするエキサイティングなスポーツ・クーペだ。その斬新性は、ドアのない、航空機タイプのコックピット・キャノピーや、CO2フリーを実現した100%バイオエタノール仕様の、400 hp(298 kW)ツインターボV6バイオパワー・エンジンなどに代表される。キャビン内に目を向けると、従来のダイヤルやスイッチの類はなく、スウェーデンのガラス工芸と精密機器の技術を応用した、ガラスのような質感のアクリル製‘クリアゾーン’に各種データが3Dイメージで描画されるようになっている。


エアロXのデザイン・チームを指揮した、GMヨーロッパ・アドバンスト・デザイン部門のディレクター、アンソニー・ローは、「サーブのデザイナーたちにその豊富な遺産と夢を好きなだけつめ込んでよいというと、車はこのようになる。しかし、エアロXの意義はそれだけにとどまらない。つまり、このコンセプトカーはサーブの次世代製品ラインナップへの特別な手がかりを探究するためのキャンバスでもある」と語った。


以上、プレスインフォーメーションより


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