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日産自動車、飲酒運転防止技術についてのトライアルを厚木市でも開始
2007/07/23
日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、飲酒運転の根絶に向けた取り組みの一環として、飲酒運転防止技術についてのトライアルを自治体と開始した。
飲酒運転によって引き起こされる事故は、年々その深刻度を増しており、同社は飲酒運転の根絶に向けて、ドライバーに「飲酒したら運転しない」よう促す機能や様々なアルコール検出手段と飲酒運転を防止する技術の開発に積極的に取り組んでいる。今回トライアルで使用する飲酒運転防止技術は、エンジン始動時にドライバーの呼気中のアルコール濃度を計測し、規定値を超える場合にはエンジンを始動できないようにする装置であり、欧州の先進的な地域で、官公庁や企業のフリート車を対象に利用が始まっている。同社は上記システムについて、福岡県北九州市、栃木県県庁及び上三川町、神奈川県厚木市と連携し、日本国内でのトライアルを始めた。具体的には、日常業務で使用するクルマにシステムを装着し、使い勝手や検出の信頼性などについてモニター調査を実施する。実際に使用したドライバーから得られたモニター情報は、飲酒運転防止技術の研究開発に役立てていく。
【今回トライアルのシステム概要】
1. エンジンキーをスタート位置にする
2. アルコール検出装置に息を吹き込む
3. アルコール濃度が基準以下であれば、エンジンがかかる
日産は交通事故のない安全なクルマ社会を目指し、2015年までに、日産車がかかわる死亡・重傷者数を半減させる(1995年比)という目標を掲げ、安全なクルマづくりを推進している。また、クルマそのものの安全性能を高めるだけでなく、ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)やクルマを取り巻く交通環境の情報を活用して交通事故の低減を目指す取り組み(SKY PROJECT等)や、ドライバーを始めとした「人」の安全意識を向上させるための啓発活動など、真に安全なクルマ社会の実現のため、様々な角度から幅広く取り組んでいる。今後、飲酒運転根絶に向けても、継続して積極的に取り組んでいく。
以上、プレスリリースより
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