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ポルシェ、新会社組織で未来へ前進
2007/06/28
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.ヴェンデリン・ヴィーデキング)は、2007年6月26日にポルシェアリーナで開催されたポルシェ臨時株主総会において企業構造を改編して、持ち株会社「ポルシェ オートモービル ホールディングSE(欧州会社)」を設立することを決定しました。

採択された決議によれば、ポルシェ AGの現行事業は、規定に従ってこの持ち株会社との間で支配権と利益の移転に関する合意がなされ、新持ち株会社の100%子会社として継続されます。
臨時株主総会の冒頭、約1,500名の株主を前に、ポルシェAGのCEO、Dr.ヴィーデキングは「6月26日、豊かな伝統を持つポルシェの歴史に画期的な出来事が記されます」と決意のほどを述べた上で、未来へ向けたこの「新たな道を踏み出すというポリシー」に株主の支援が必要であることを訴えました。
採択された決議の結果、ポルシェ AGの株主は翌27日からポルシェ オートモービル ホールディングSEの株主となり、総会で決定された持ち株会社は、株式と利益の統括から現行事業を切り離す役目を最初に果たします。
Dr.ヴィーデキングは、この決定はポルシェがポルシェであり続けること、そしてメーカーとしての構造、サプライヤーの構成、製造・開発パートナー、ディーラー及び他のパートナーのポジションとステータスになんら変化のないことを強調しました。
子会社への事業移管の結果、将来の企業経営における種々の責任範囲は、一方が事業利益と持ち株について、もう一方はポルシェ AGによるプレミアムスポーツカーの開発、製造、販売へと分離されます。
ポルシェ オートモービル ホールディングSEの商業登記およびSEへの会社形式変更が可能となるのは、早くとも2006/07年度の年次会計報告提出後となります。
なお、ポルシェAG取締役会は、ポルシェ・グループおよびEU加盟国であるオーストリア、チェコ、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、イタリア、スペインの各国内会社、IG メタル(金属産業労働組合)の代表者17名から構成される「Besondere Verhandlungsgremium(BVG特別交渉委員会)」との間で、ポルシェ オートモービル ホールディングSEにおいても、これまで同様従業員の権限と任務が引き続き継続されることで合意しています。
裁判所の命令によって指名されたポルシェ オートモービル ホールディングSE の初代監査委員会の従業員代表には、ポルシェ AGのグループ労使協議会議長ウヴェ・ヒュック以下5名が選ばれました。新監査委員会の株主代表はポルシェAGの監査委員会と同メンバーで構成されます。
以上、プレスリリースより
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