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 Gクラスの外見がちょっと変わります 2008/06/06 長く生産されているメルセデス・ベンツのGクラス。ゲレンデヴァーゲンと呼ばれていた頃から考えると、もう何年になるのかわからなくなる。その過程でラジエーターグリルやバンパー、フェンダーの意匠や素材などが少しずつ変わり、ヘッドライト自体も変わってきた。ここへきて、これまでからするとちょっと大き目のマイナーチェンジが行われた。  2008, G 500 ラジエーターグリルがボールドになって若々しくなった。ヘッドライトはちょっと前に変わったが、このクルマは汎用品を部品として多く使うことで地球上での地域差による整備環境のばらつきを押さえ込もうとしていたはずで、全てのウィンドウが平らなガラスを使ってあるのもそういうことらしいが、Gクラスはもうどちらかといえば贅沢なクルマとしての存在なので、いろいろと専用部品を組み込むことにしたんだろうと思う。  G 55 AMG タイヤ太いっすわ（笑）。G 55 AMGは微妙な改良が施された。まずエンジンパワーが7馬力上がって507馬力になった。このクルマに507馬力がどう作用するかと言うと、最高速度は210km/hしか出ない。なにしろ空気抵抗が大きすぎるのだろう。といっても、普通のハイパフォーマンスSUVの世界では、大体200km/hも出ればいいとこである。しかしこのクルマの場合、0-100km/h加速は5.5秒だ。スピードが上がるにつれてどんどん加速が鈍くなるはずなので、出足だけなら同じ数字を出すクルマより速いことは間違いないだろう。 ラジエーターグリルはノーマルのGクラスと遠巻きには同じ形状に見えるが、AMGではルーバー毎にメッキによる繊細な加飾が施されている。  G 55 AMG テールランプも、無骨な今までのものとは異なる意匠だが、ブレーキランプが真ん中の横棒だったらちょっとかっこいいんじゃないかと思う。  G 55 AMG 太いタイヤのサイズは275/55 R 19と、非常識とはいえないプロファイルでまとめてある。いまどきもっとインチアップも出来ようが、オフロードを捨てた開発はしていないということだろうと思う。SUVジャンルでアプローチアングルやデパーチャアングルの載ってないカタログのクルマ、あります（笑）。 全体的に高価な愛犬のような仕上がりですね。（元3） ●キーワード関連ニュース '08/07/29 メルセデス・ベンツ Cクラスの仕様/装備を一部変更 '08/07/25 メルセデス・ベンツ Vクラス特別仕様車｢V 350 X-CLUSIVE｣を限定発売 '08/05/28 メルセデス・ベンツよりスポーツ指向なAMGの大幅改良発表さる '08/05/26 メルセデス・ベンツよりスポーツ指向車種の大幅改良発表さる '08/05/20 ｢ML 350 4MATIC エディション 10｣を限定発売 − メルセデス・ベンツ '08/04/08 「メルセデス・ベンツ Cクラス ステーションワゴン｣をフルモデルチェンジ |
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