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The new BMW 3 Series Coupe - BMW UK
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新しい時代の幕開けとなる3シリーズクーペのニューモデルは、イギリスでは2006年9月23日に販売開始となります。第3世代のコンパクトクーペは、直噴機構の導入と同様にBMWでは初の導入となるツインターボのガソリンエンジンを搭載します。2つのモデルがもうすぐ走り始めます。

モデル	価格	馬力	トルク	0-100km/h	最高速度	燃費
BMW325i SE Coupe	\5,822,300	218hp	250Nm	6.9	245km/h	11.8km/l
BMW335i SE Coupe	\6,927,100	306hp	400Nm	5.5	250km/h	10.4km/l

エレガントな躍動感をデザイン
3シリーズのセダンやツーリングとは、技術的な面で密接な関係を持つにもかかわらず、デザイナーは2ドアモデルにはより大きな差分を与えるよう目標設定しました。前からサイド、そして後ろへ、明きらかに3シリーズとしての特徴を持ちますが、クーペであることの特徴も持ち合わせており、クラシカルでスマートなスタイリングになっています。BMWたる長いホイールベース、短いオーバーハング、長いボンネットそして後ろ寄りに位置づけられた低いキャビンなど、新しい3シリーズクーペはエレガントな側面を持っています。

外観のキーポイントは、フロントセクションにおいては、力強くも品格あるキドニーグリルと適正な形状に変更したヘッドランプにあります。リアセクションでは、ワイドアンドローを強調するファイバーロッドを利用したLEDコンビネーションランプにあります。

他の3シリーズのとの違いには、軽量化を実現する素材を車体構造部分に使用していることにもあります。すべての3シリーズは、剛性確保要求に応じて鋼板の厚みを変えるテーラードブランク技術を使っていますが、クーペではさらにプラスチックも使用します。その結果フロントウィングではセダンよりも10kg程度軽量化されています。

直6ツインターボ
新たな3シリーズクーペボディをまとった3リッターツインターボエンジンの335i SEクーペは306hpを発揮し、 400Nmのトルクを1,300rpmから5,000rpmの間発生します。このパフォーマンスで、335iは3シリーズの頂点に位置づけられます。

335i　SEクーペは0-100km/h加速を5.5秒でこなし、制限速度から開放されればトップスピードは250km/h のリミッターに到達します。このパフォーマンスは2つのタービンが各々3つのシリンダーに圧縮空気を送ればこそ可能になります。2つの小さいタービンユニットはスロットルの急激な操作にも機敏に反応し、7,000rpmのレッドゾーンに達します。

このターボエンジンは、同程度のパワーを発揮する自然吸気エンジンよりも軽量です。同出力のV8エンジンよりも70kg程度軽量で、燃費や前後重量配分を有利にします。

新開発の直噴システムは、高いパフォーマンスと経済性を両立します。給排気ポートの中央に位置する副燃焼室で、ピエゾインジェクタから円錐状に微細噴霧されたガソリンによりスムーズで効果的な燃焼を促進します。

ピエゾ素子インジェクタは、素子に電流を与えると非常に正確で安定した燃料噴射を行います。その特性から、きわめて正確な燃料噴射を副燃焼室に提供し続けます。またこの方法は燃焼室の冷却を補助するため、より高い圧縮比を実現しました。その結果が、10.4km/lという平均燃費です。

直6最廉価モデル
9月の発売時、325i SEは入門用に位置づけられます。218ｈｐと250Nmを発揮する2.5L直列6気筒エンジンにより、0-100km/h加速を6.9秒でこなし、そのまま245km/hまで加速します。しかし、その性能は燃費をを犠牲にしてはいません。このことは、BMW特許のバルブトロニックおよびダブルVANOSの組み合わせによってこそ実現されたものです。

この経済性は、エンジンの軽量化やパワーロスの削減により可能になったものです。325iクーペは2004年春にBMW630iから採用されたアルミニウム・マグネシウムの複合形成によるBMW最新のシリンダーブロックによりもたらされます。軽量素材の組み合わせは、車両重量の軽量化とともに、ハンドリングの要である前後50:50 の重量配分を達成するに欠かせません。

最後に、この2.5Lエンジンは電動ウォーターポンプを使用します。これは補機類による損失を抑えるだけでなく、エンジン始動時の水温上昇時間の短縮も達成しています。

トランスミッションのオプション
3シリーズのクーペは、クロスレシオの6MTを標準装備します。MTが好きでありながらATの手軽さを望むドライバーは、BMWの新しいATを選ぶべきです。革新的なトルクコンバータとファームウェアにより、これまでのATと比較して、スロットルペダルの踏み込みやギアチェンジに対する反応速度が40%向上しています。ギアチェンジをしたいときには、いつでもステアリングホイールのパドルシフトを利用できます。

人間工学に基づいた実用的な内装
本質的に全ての操作は人間工学上簡単に扱えます。シートベルトはBピラーに備え付けられた伸縮するアームによって装着しやすくなっています。助手席ではエアバッグ作動判定用のシートセンサーにより、作動するかどうかを判断します。

クーペでは、3シリーズのほかのモデルよりも着座位置が低くなります。これはルーフの低いスタイリングながら乗員の頭上空間を確保し、安心感を与えます。また実用性においても同様の優先順位で440Lのトランク容量や、室内の収納などを配します。

シャシーとボディ - 基礎部分
全てのBMWに普遍的な50:50の前後重量配分と後輪駆動は、3シリーズクーペにも与えられ、ドライビングの状況遷移を最適化します。フロントがダブルジョイントストラット、リアがマルチリンクのアルミサスペンションは、車体剛性と相まって非常に高いレベルの安定性と快適性を提供します。

また3シリーズクーペはBMW最新のトラクションコントロール、DSC+が標準装備です。DSC+とともに、雨天ではブレーキパッドを乾燥させるよう働く、フェードを検出してより強いブレーキ力をサポートするブレーキシステムが、車体安定性を確保し、安全性を高めます。これにより、車両が走行能力の限界に対して確実に余裕のある状態で走行します。

足回りの機能アップを目的に、3シリーズクーペのステアリング装置はラックアンドピニオン方式を標準装備します。またオプションとして、速度に応じてギアレシオの変わるアクティブステアリングを選択できます。アクティブステアリングはDSC+と綿密に連携し、旋回時の車両状態を補正します。

大規模な安全装置
クーペのパッシブセーフティシステムは、制限や補助を司るシステムの制御下にあります。6エアバッグやシートベルトプリテンショナー・フォースリミッターは、衝突の状況に応じて効果的に作動します。

また3シリーズクーペの後方を走るドライバーは、ブレーキフォースディスプレイに気づくかもしれません。パニックブレーキ、ABSの作動中など、リアコンビネーションライト中の追加ランプが点灯し、後方のドライバーに危険を知らせます。

クーペモデルの今後
他のエンジンを搭載するモデルは、9月に生産を開始します。330iクーペの、325iクーペ同様マグネシウム合金製の自然吸気3.0Lエンジンは、272hpに達するでしょう。0-100km/h加速は6.1秒で、トップスピードはリミッター作動の250km/h、11.3km/lの平均燃費となります。

330iと同時に、330dクーペも生産を開始するでしょう。ディーゼルエンジンにより231hpと500Nmを発揮し、パフォーマンスと経済性においてトッププライオリティを持つことになるクーペです。暫定スペックとして、0-100km/h加速が6.6秒で、平均燃費は15.3km/hです。

将来の最廉価モデルとなる320iおよび320dクーペは、後日アナウンスされるでしょう。

以上、プレスクラブUKより

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