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乗用車用タイヤ空気圧モニタリングシステム「AIR watch」を発売 - 横浜ゴム
2005/10/11

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、独自開発した乗用車用TPMS(Tire Pressure Monitoring System)である「AIR watch(エアーウォッチ)」を、株式会社YFC(社長:三枝靖和)を通じて2005年10月11日より発売する。価格は71,400円(本体価格68,000円)。今回は日本国内向けに300セットを限定販売する。

「AIR watch」は、すでに販売を開始しているトラック・バス用TPMSである「HiTES(ハイテス)」の技術を応用し、乗用車向けに開発した商品。TPMSはタイヤ空気圧の低下による自動車の事故を防ぐシステムで、米国で搭載を義務付ける法制化が検討され、需要が急増している。新車標準装着のTPMSは、パンクなどにより空気圧が減ったときに警告を発することを主目的としているが、「AIR watch」は表示器により、走行前始業点検および走行中において4輪それぞれの最新の空気圧を簡単に確認することができる。また、タイヤ空気圧が減ったときに発するアラームもユーザーの希望する空気圧に設定することができる。

日本国内においてTPMSで使用される電波は、国内電波法により微弱電波の使用となる。この非常に微弱な電波を受信するためには4輪それぞれのホイールハウス内にアンテナを設置し、受信器まで配線する必要があった。このため、アンテナの設置および受信器から表示器までの配線の煩わしさから取り付け作業に時間が掛かるという問題があり、日本での後付け(アフターパーツ)TPMSの市場性は低いと考えられていたが、「AIR watch」はこの作業性の問題を大きく改善した。

「AIR watch」は、「HiTES」で培った技術により高感度の受信器(表示器と一体)ひとつとフロントウィンドウに貼り付ける専用フィルムアンテナの開発により(TPMS受信方式として世界初)、4輪それぞれのタイヤから送られる4つの空気圧データを、1アンテナ1受信器で受信することを可能とした。このため、取り付けに掛かる作業効率が大幅に改善され、ETCの取り付けと同程度の作業で取り付けられる。また、センサユニット(送信器)は、横浜ゴムのハマタイト(接着剤・シーリング材)事業の技術を応用して開発した「AIR watch専用接着剤」を使用してホイールに取り付ける(接着剤によるホイールへのTPMSセンサユニットの取り付けは世界初)。「AIR watch専用接着剤」は時速300km/hでのレーシング走行にも耐えうる強力な接着力を発揮する。

横浜ゴムでは、今後もTPMSの開発を進めるとともに、タイヤ開発においても「AIR watch」を活用し、より高性能なタイヤ開発を進めていく。

以上、プレスリリースより

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