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2005年の宮ヶ瀬クリスマスツリー
宮ヶ瀬のクリスマスツリーは日本初の、そして日本一の電飾ツリー。2005/12/24


ジャンボクリスマスツリー

この渋滞を見よ(クリックで拡大)ころあいを見計らって16:30くらいにダムを出発すると、目を疑う風景に出会う。宮ヶ瀬やまびこ大橋交差点でこの車の台数。初めてこの時期に来た人間としては、盆と正月が10年分来たのでは?というのが正直なところ。橋を渡ったところで都合1000台以上収容できそうな特設駐車場が用意されており、この地域一丸となって大きな観光収入を得るために頑張っているようだ。通常一日500円が相場である駐車料金は、この日も500円。ツリー会場にも1000台収容の駐車場があるが、車は全く動かない。平日ならば、駐車は楽勝とのこと。

車列(クリックで拡大)やがて音の大きさにまったく比例しない速度でやってきた、タンデムシートが予約席のまま寒風を突きっ切る、人数もまばらな珍走団が神奈川文化の衰退を代弁する。そんなことより、見よここに集うクルマたちのナンバープレートを!千葉、静岡、埼玉など、東京を除く神奈川周辺からお越しになっている。東京の人々は、ただいまEchika(表参道・原宿界隈)にご執心。しかしよくもまあこの渋滞に付き合える人々だなあと感心しながらも、付き合いきれずに引き返し特設駐車場を利用した。特設駐車場からは、湖畔の遊歩道経由でツリーにたどり着ける。

現場(クリックで拡大)遊歩道が寒い。湖畔なので、どうやら湿った寒さが吹き付けているようだ。ツリーに向かって多くの人々が歩く。男女カップルよりは、家族連れのほうが多いと見受ける。寒さのためか、泣いているお子さんもいる。いや、これは寒いですよ。凍えるくらい。ツリーのある現場では、まるでツリーに届かない、またその大きさもほとんど把握できない距離にロープが張られ、かなりの遠巻きで多くの人がたむろする。自分は何をしに来たのかわからなくなってきた。

ツリー(クリックで拡大)ツリーは幻想的なのかもしれない。だってこんなに幻想的な写真が撮れてるじゃないですか(笑)。しかし、遊歩道でここまできたその距離を引き返すところまで考えると、本会場である場所まで足を伸ばすのは、かなり気の引ける行為だ。あの上にある会場に登るには、今回の取材に特別参加した3ヶ月の息子を、重く頑丈なゲルマン製ベビーカーから下ろさず持ち上げて登らなければならないだろう。取材参加者全員で協議の結果、引き返すことにした。寒い。またこの寒さだ。ボクは二度とこの時期のここへ取材には来ないだろう。

帰路(クリックで拡大)帰り道は、足し算と言うよりは掛け算と表現したほうがよいくらい、渋滞が募っていた。観光バスもいる。当該地域住民と思える方々もいらっしゃる。比較論で言えば空いていると思われるダム側ルートも、長い長い車列ができていた。伊勢原津久井線から来たクルマは、どこまで渋滞しているのだろうか・・・。23:00までは点灯させているツリーを見るために、この車列に並ぶのが価値のある行為なのかどうかは、それぞれの心境や家庭事情に応じて判断が変わるところだと思うが、冗談じゃなく寒いこの場所が深夜に向かってもっと寒くなったとき、悪い思い出しか残らないのではなかろうかと心配になった。

宮ヶ瀬湖畔園地マップ(クリックで拡大)こちらにも水とエネルギー館で配布されていた「宮ヶ瀬湖畔園地マップ」を掲載する(やはり大きな画像なのでご注意)。こちらはよりツリー周辺に特化したマップになっている。ツリーイベントがなくても、楽しめる施設が用意されていることを理解していただくには充分だと思う。



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財団法人 宮ヶ瀬ダム周辺振興財団
第20回 宮ヶ瀬クリスマス □ みんなのつどい □
神奈川県立 あいかわ公園
ノリタケスクエア


 


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